2018.08.14 公開
【ライブレポート】サザンオールスターズが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」最終日の大トリで登場!お約束の大放水に『勝手にシンドバッド』の大盛り上がりまで、90分てんこ盛りの大サービス!

サザンオールスターズ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018  画像 1/6

今年で19年目を迎えた「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」最大の目玉となったのが、サザンオールスターズの出演。4日間のイベントの総決算となる最終日の大トリで登場し、90分にわたってたっぷり17曲を披露した。

ライブ開始前から自然に手拍子が沸き起こる会場。颯爽とメンバーが現れると、原由子(Key./Vo.)の奏でるキーボードのイントロから『希望の轍』がスタート。夏にピッタリの人気曲に大歓声が沸き起こった。続いてはラブソングの名曲『いとしのエリー』。桑田佳祐(Vo./Gu.)の歌声と、彼の奏でる切ないギターが夕暮れのステージに響いた。

「どうもありがとうございます!大丈夫?もう飽きてませんか? まぁ、すぐ終わりますので。」軽妙なMCで桑田が会場を和ませると、曲は『涙のキッス』へ。往年のファンにはたまらない隠れた名曲『My Foreplay Music』、それに続く『愛の言霊(ことだま)〜Spiritual Message〜』では、ステージ上に炎が上がる演出で曲を盛り上げた。

サザンオールスターズは今年で40周年!みなさんのおかげでゾンビのように出させていただいてます。これからもよろしくお願いします!ってとこかね(笑)」照れながらも感謝の気持ちを口にする桑田。次の曲は40年目の新曲『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』。等身大の彼らの世代に送るメッセージソングをステージ端の柵にまたがって熱唱した。

ここで雰囲気が一転。ステージに波の音が流れてからの『真夏の果実』。そして『LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜』へ。黄昏時の空の下、集まった数万人のひとりひとりが曲への思いを馳せているかのように聴き入った。

【ライブレポート】サザンオールスターズが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」最終日の大トリで登場!お約束の大放水に『勝手にシンドバッド』の大盛り上がりまで、90分てんこ盛りの大サービス!サザンオールスターズ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018  画像 2/6

【ライブレポート】サザンオールスターズが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」最終日の大トリで登場!お約束の大放水に『勝手にシンドバッド』の大盛り上がりまで、90分てんこ盛りの大サービス!サザンオールスターズ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018  画像 3/6

ここからは、近年のヒットナンバーが続く。大量のダンサーがステージに登場し、観客も目を見張った『壮年JUMP』、暗闇の中で桑田がスポットを浴びながらのイントロが印象的な『東京VICTORY』と続いた。数々の名曲から受け継がれているサザンらしさは新曲でも健在。ずっと変わらない瑞々しいサウンドに心が洗われるようだ。

ライブ本編のクライマックスは、再び往年の名曲が展開。『ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)』そして、大量のダンサーがステージに並んで盛り上げた『HOTEL PACIFIC』と、往年のファンにはたまらない曲が続いた。そんな中、おふざけも忘れないのがサザンのライブ。本編ラストの『マンピーのG★SPOT』では、ブリーフをかぶった仮面ダンサーたちが腰を振りながら登場し、歌っている桑田を持ち上げ、股を開かせるなどの悪ふざけで会場を沸かせた。

4日間の総決算、大トリのフィーバーはまだまだ終わらない。鳴りやまないアンコールの拍手に包まれて、メンバーが再びステージに登場。原のキーボードに合わせて、桑田がこのステージに立てた感謝の言葉を歌詞乗せて披露する。粋なサプライズソングに、会場中が大きな高揚感に包まれた。そのままの流れで始まったアンコール一発目は『みんなのうた』。この曲に合わせて、サザンの野外ライブでは恒例の大放水が始まった。巨大なホースを抱えた桑田が、観客に向かって思いっきりジェット水流をぶちかまし、前列のオーディエンスはずぶ濡れになりながらも、待ってましたとばかりに大はしゃぎ。

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そしていよいよこの日最後の1曲へ。サンバのリズムが流れる中、桑田が観客にコール&レスポンスを煽ると、彼らのデビュー曲であり、大定番のお祭りソング『勝手にシンドバッド』が始まった。ステージ上にはサンバダンサーが大量に登場し、大合唱で盛り上がるクライマックスに華を添えた。「みなさんありがとう!ROCK IN JAPANありがとう!最後にみんなで花火見よう!」桑田がステージ上からそう告げると、会場の空には大きな花火が次々に打ち上がり、90分にわたってのサザンのステージ、そして4日間わたってのROCK IN JAPAN 2018が締めくくられた。

(取材/文:バッキー☆大坂)

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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018

8/12 サザンオールスターズ セットリスト


M1.希望の轍
M2.いとしのエリー
M3.涙のキッス
M4.せつない胸に風が吹いてた
M5.栄光の男
M6.My Foreplay Music
M7.愛の言霊(ことだま)〜Spiritual Message〜
M8. 闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて
M9.真夏の果実
M10.LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜
M11壮年JUMP
M12.東京VICTORY
M13.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
M14.HOTEL PACIFIC
M15.マンピーのG★SPOT
EN1.みんなのうた

【特集】ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018
https://wws-channel.com/rijf2018
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