今年、武道館ワンマンも成功させた打首獄門同好会が「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」で、堂々のLAKE STAGEに登場。しかもギッシリの超満員。午後のひとときを独自の世界観で大いに盛り上げた。
ステージは大きくなってもステージセットは今までと変わらず、バンドセットの横にテレビモニターを置いてのいつものセッティングで、1曲目『島国DNA』がスタート。「おまえら今日は日本の魚をつまみに飲む酒は最高にうまいと思うんだ!」大澤敦史(Vo/Gu)が、さらに盛り上げると、1曲目から大盛り上がり!
打首獄門同好会 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 2/7
打首獄門同好会 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 3/7
そんな中、曲が終わるやいなや「フェス会場には、魚よりも圧倒的に肉料理が多い!」と、次はさっそく肉の歌『ニクタベイコウ!』。結局、魚だろうが肉だろうが、バッチリ盛り上がられるのが、打首獄門同好会というわけだ。
「本日8/11、今日が何の日か知ってますか?普段は虐げられている山の民ー!今日だけは報われるぞー」こうして披露されたのは『きのこたけのこ戦争』。「きのこ!たけのこ!」魚と肉に続いてはきのことたけのこのシャウトがLAKE STAGEにこだまする。
「昼ごはんとおやつの歌まで披露しましたが、食ったらみんなー!歯を磨けよー!」大澤がシャウトすると、ここでゲストとして異才の歯科医師ラッパーDr.COYASSが登場。「歯ぁ生えてるヤツ、手を上げろー!」と勢いよくステージに立ち『歯痛くて feat. Dr.COYASS』を披露。ひたすら歯をネタに、スムースなラップでステージを盛り上げた。
打首獄門同好会 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 4/7
打首獄門同好会 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 5/7
打首獄門同好会 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 6/7
お次はバンドメンバーが全員、新生姜のかぶりものをしての『New Gingeration』。続いては季節外れでありながらも、この1年で話題になった『布団の中から出たくない』。さらに『私を二郎に連れてって』と、彼らならではのユニークな曲が展開された。
そしてラストは何といっても彼らの代表曲『日本の米は世界一』。「ご存じここ、北関東・茨城は日本の米どころとして、来月からたくさんの米が収穫できますように…。こんなMCするロックバンドはまれだと思いますが、今年の大豊作を祈りたいと思いまーす!」と大澤のMCから曲がスタートすると、歌詞に丼モノの名前があがるたびに、会場に拳が突き上げられての大盛り上がり。今回のステージは、彼らの勢いを象徴するかのようなパワフルな時間となった。
(取材/文:バッキー☆大坂)
打首獄門同好会 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 7/7
8/11 打首獄門同好会 セットリスト
M1.島国DNA
M2.ニクタベイコウ!
M3.きのこたけのこ戦争
M4.歯痛くて feat.Dr.COYASS
M5.New Gingeration
M6.布団の中から出たくない
M7.私を二郎に連れてって
M8.日本の米は世界一