ダンサーを引き連れ白の衣装でさわやかに登場したSKY-HI。『逆転ファンファーレ』からライブがスあタート!ジャズ調の曲に合わせ、オーディエンスの手拍子を誘う流れもロックフェスならでは。DJのスクラッチに合わせてダンサーが手で波をつくり、一気に会場がダンスホールへと変化した。
「日焼けのあとは一週間で消えるかもしれないけれど、一生消えない思い出を作ろうぜ!横ノリなんてどう?」SKY-HIのMCから、ミディアムテンポの横乗りチューン『愛ブルーム』に突入。観客も思い思いに横に揺れながらダンス。そのまま『Ms.Liberty』へ。SKY-HIらしい色っぽいラップで、オーディエンスを虜にする。
SKY-HI &THE SUPER FLYERS・UNISON SQUARE GARDEN 斎藤宏介 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 2/6
SKY-HI &THE SUPER FLYERS・UNISON SQUARE GARDEN 斎藤宏介 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 3/6
SKY-HI &THE SUPER FLYERS・UNISON SQUARE GARDEN 斎藤宏介 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 4/6
「俺達は君たちを横乗りにさせに来た!」そう宣言すると、一瞬静まり返った会場に、怒涛の高速ラップが展開。圧巻のラップスキルに『ウォーー!!!!』と会場中に歓声が響く。続いては、軽快なベースの重低音にのせての『何様』、さらにSALUとのコラボ曲『RAPSTA』、息つく間もないほどのラップで妖艶なビートを刻む『F-3』と畳み掛ける。
SKY-HI &THE SUPER FLYERS・UNISON SQUARE GARDEN 斎藤宏介 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 5/6
SKY-HI &THE SUPER FLYERS・UNISON SQUARE GARDEN 斎藤宏介 ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 6/6
ここで、以前コラボしたUNISON SQUARE GARDENのボーカル・ギター斎藤宏介がサプライズで登場。SKY-HIの高速ラップと斎藤宏介のハイトーンボイスが絡み合い、オーディエンスのテンションも最高潮に。お互い顔を見合わせ、向き合いながらギターを弾く斎藤宏介とSKY-HIの姿が印象的だ。斎藤がステージのど真ん中でギターソロを見せると、観客も興奮を抑えきれない!といった様子で「Oh!Oh!」とコール・アンド・レスポンスを繰り広げる。
斎藤が去り、いよいよステージも佳境へ。「今日の主役は俺ではない!この炎天下の中、音楽を楽しみたいと思ってやって来たお前らだ!」とSKY-HIのシャウトと同時に、DJのキック音が鳴り響き『Snatchaway』がスタート。再びダンサーが現れ、夏を感じさせるメロディーとともに、三角のフォーメーション。さらに天を仰ぐようなポーズへ。腰を振りながらセクシーなダンスで「Oh year!」と叫ぶSKY-HIに会場が沸き上がった。
「あと一曲、これで最後だ!ありがとう!一つの音楽で盛り上がれることって最高に幸せじゃないか!ロック・イン・ジャパン!お前らという主役に手伝ってほしいんだ!」SKY-HIが言い放ち、コール・アンド・レスポンスを観客に求めると、いよいよラスト1曲『Double Down』へ。THE SUPER FLYERSのダンサーがひとりひとり高速ダンスを見せ、壮大なトランペットの生演奏の中、会場の全員がジャンプしてステージを締めくくった。
(取材/文:飯嶋里佳)
SKY-HI & THE SUPER FLYERS
セットリスト
M1 逆転ファンファーレ
M2 愛ブルーム
M3 Ms.Liberty
M4 Tyrant Island
M5 Walking on Water
M6 何様
M7 RAPSTA
M8 F-3
M9 Diver's High
M10 Snatchaway
M11 Double Down