「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」の最終日、RHYMESTERが定番となったBUZZ STAGEに登場。まずはDJ JINがターンテーブル前にスタンバイすると『JIN-TRO(Summer Madness)』でオーディエンスをアゲまくる。続いて宇多丸とMummy-D、2人のMCが登場。「暑いって聞いたけど、全然過ごしやすいじゃねーか!その中でも屋根のあるココにいる俺たちは勝ち組!今日は夏に特化したセトリ持ってきたからよろしくー!」宇多丸が最初のMCから飛ばしていく。「BUZZ STAGEには屋根がある!俺たちは勝ち組だー」と他のステージへの皮肉を込めてのコール&レスポンスを展開しつつ、宣言どおり1曲目から定番サマーソング『フラッシュバック、夏。』を披露した。MCにもあったように 屋根のあるBUZZ STAGEの外にまで、サウンドも歓声もあふれるほど強烈に響き渡る。
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「ぶっちゃけわかりますよね?BUZZ STAGEって、ホントはバズッたアーティストが登場し、ここからブレイクしていくところなんですが、我々ここに立ち続けて10年経ちますよ(笑)デビューからバズり続けて30年!でもこのステージが俺たちのホームだー!」宇多丸がMCで言うように、彼らはROCK IN JAPANに出演する際、常にこのステージに立っている。
続いてはRHYMESTERがフューチャリングで参加している『付和Ride On』。そして『Wack Wack Rhythm Island』と夏曲が展開。さらに、この春に発表されたばかりの『After 6』まで立て続けに披露した。そんな中、BUZZ STAGEに入りきらず、外の日差しの中からステージを覗いているオーディエンスに「屋根がないと暑いだろー」とからかうも、すぐさま「これ以上、変にバズるとしばらく出られなくなるんでもう悪態付くのはやめます」と会場を笑わせた。
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「太陽のバカヤロー!GRASS STAGEには負けねえぞ!負けねえ気合があるヤツ、最後にうんざりするほど跳んでもらいます!」ラストチューン『サマー・アンセム』では、宇多丸とのMummy-Dの高速ラップが交互に炸裂。オーディエンスにジャンプを要求しつつ、アドリブ満載のコール&レスポンスでクライマックスを盛り上げた。
すべてのセットリストが終わると宇多丸はトレードマークのサングラスを外して深々と頭を下げ…と思いきや、同じくステージに残ったMummy-Dは「これ昨日、酔っぱらって転んでつくったキズなんだけど覚えてないんだよね…」と余計なことを口にし、コントのように宇多丸に口を抑えられながらステージを後にしていった。
(取材/文:バッキー☆大坂)
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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018
8/12 RHYMESTER セットリスト
M1.JIN-TRO(Summer Madness)
M2.フラッシュバック、夏。
M3.付和Ride On
M4.Wack Wack Rhythm Island
M5.After 6
M6.サマー・アンセム