エレファントカシマシが、日本最大の野外音楽フェスイベント「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」の初日、LAKE STAGEのに登場。今年リリースされた新曲から、思わず口ずさんでしまう代表曲まで、ハイテンションで駆け抜けるように披露した。
1曲目は、6月に発売されたばかりのニューアルバム『Wake Up』からの先行シングル『Easy Go』。エレカシの曲の中でもかなりアップテンポなこのナンバー。のっけからボーカル宮本浩次のテンションもMAXに。間奏ではギターの石森敏行と向き合って身体をぶつけ合い、パイプ椅子の上に立ちサビをシャウトしたかと思えば、ステージ端ギリギリまで走っていき、落ちそうになるほど前のめりにオーディエンスをあおっていった。
エレファントカシマシ ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 2/4
1曲目から突っ走った宮本は、早くもギターをチェンジ。2曲目の『奴隷天国』では、ネクタイを外しワイシャツをはだけさせながら、歌詞のフレーズでもある「おめえだよ!おめえ!」の言葉で会場中を挑発する。さらに、ギターを弾いている石森に近づいたかと思いきや、タンクトップの肩を思い切り引っ張り、剥ぎ取ろうとするなど、この日の宮本はいつも以上の暴れっぷりを見せていた。
「ちょっとだけ有名な曲やります」始まったとたんにどよめきが起きた『悲しみの果て』。続いて「男たるもの、また出発するぜ!また旅立つぜ!そういう曲です」と、6月にリリースされたニューアルバムから「旅立ちの朝」を披露。
エレファントカシマシ ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 3/4
「みんなカッコイイぜー!みんなカワイイぜー!よく見えないけど」宮本流の盛り上げ方で笑わせつつ、次に披露されたのは、人生の応援歌である『俺たちの明日』。穏やかなメッセージソングから、一転し、世間に絡んでいくような挑発的な歌詞でフェスの定番となっている『ガストロンジャー』では、宮本のシャウトに対し会場中に拳が突き上がった。
「Everybody、みんないい顔してるぜ!いいノリしてるぜ!」ゴキゲンな宮本が最後に披露したのは、彼らの代表曲『今宵の月のように』。宮本のアコースティックギターソロから徐々にバンドサウンドへ展開し、LAKE STAGEの夜空へ名曲の音色がこだました。
(取材/文:バッキー☆大坂)
エレファントカシマシ ©ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018 画像 4/4
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018
8/4 エレファントカシマシ セットリスト
M1.Easy Go
M2.奴隷天国
M3.RAINBOW
M4.悲しみの果て
M5.旅立ちの朝
M6.俺たちの明日
M7.ガストロンジャー
M8.今宵の月のように