東京ディズニーシー15周年”ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”イン・コンサート・全国ツアーが6月4日(土)に名古屋・愛知県芸術劇場大ホールでスタートした。
同コンサートは今年で15周年を迎えた東京ディズニーシーを祝うコンサート・ツアー。東京ディズニーリゾートの楽曲だけで構成されたコンサートが開催されるのが初めて。
歌と演奏を担うのは本コンサートの為に結成された10人のシンガーと30人のプレイヤーで構成される"ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ" オーケストラ&シンガーズ。タクトを振るのは国内外のオーケストラを指揮する気鋭の若手、福田光太郎。
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開場後、ゆっくりと幕が上がり、黒のタキシードと海を思わせるディープ・ブルーのイヴニングドレスを纏った10人のシンガーが歌いながら舞台に表れ、コンサートが幕を開けた。
このコンサートは4つのパートで構成され、第1部の最初のパートは『テーマポートメドレー』。東京ディズニーシーのテーマソングから始まりアメリカンウォーターフロント、メディテレーニアンハーバー、ミステリアスアイランド等、東京ディズニーシーの7つのテーマポートの音楽がメドレーで次々に演奏される。
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スクリーンには各々のテーマポートが映しだされ、シンガーズも歌やコーラスだけではなくタップダンスを披露するなど視覚的にも楽しめる。続いてのパートはみんなが選ぶ人気曲『フェイバレットセレクション』コーナー。アラビアンコーストのアトラクション、シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジで聴ける『コンパス・オブ・ユア・ハート』等、月刊ディズニーファンの読者が選んだ東京ディズニーシーの人気の高い曲を選曲。
スクリーンにはそれぞれの映像が上映され、あたかもパーク内にいるような気分にさせてくれる。このパートのラストはアメリカンウォーターフロントで2004年から2006年まで期間限定で上演していた『ディズニー・リズム・オブ・ワールド』。中盤では世界各地の音楽やリズムにアレンジして演奏され、シンガーズが客席に降りてダンスを披露。これには観客も総立ちになって一緒に身体を動かし盛り上がりは最高潮に。
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