エンターテインメントの力で「日本を元気に」という想いを胸に、地方や地域を盛り上げる社会貢献活動を続けているLDH。その考えに賛同した浜松市が、LDHグループでダンス普及活動を行なっている株式会社dance earthと「ダンス教育&エンターテイメントによる地方創生に関する連携協定」を結んだ。
『ダンスでハママツハッピー!プロジェクト』と名付けられた今回のプロジェクトは、必須科目となったダンス教育のカリキュラムサポート、さらにLDHの持つエンターテインメントのノウハウを活用した観光誘致、シティプロモーションなども含まれる。
12月21日、浜松市役所にdance earthの代表取締役CEOを務めるEXILE ÜSAが訪問。締結式の前に、浜松市の鈴木康友市長と対面した。「ダンスは体を動かすだけではなく、自己表現する楽しさや喜びも育む」という共通の考えから、ふたりはすぐに意気投合。
「ランニングができるように整備された佐鳴湖で、ダンスをしながらウォーキングを楽しめるスポーツイベントができないか」「LDHアーティストのライブでも活用されている演出技術で、城や展望台を彩れないか」など次々と浜松市を盛り上げるアイデアが飛び出していた。
一足先にダンス教育の協定を結んだ福岡市で小・中学校の教職員を対象に、EXILE ÜSA自らが特別レッスンを実施した前例もあることから、より教育現場に寄り添ったカリキュラムの作成が期待される。
締結式には、EXILE ÜSA、鈴木市長に加えて、浜松市マスコットキャラクターの出世大名家康くん、出世法師直虎ちゃんも駆けつけ、和やかな雰囲気のなかで行なわれた。
浜松の印象について「浜松には10月に視察に来て、浜名湖のクルージングを楽しみました。自然もおいしいものもたくさんあって、まだまだ知らなかった魅力がたくさんあると感じました。浜松まつりやたきや漁なども体験したい」と声を弾ませる。
EXILE ÜSAは、これまでも世界20カ国以上を旅して、人と人をつなげるダンスの力を実感。2013年からは日本各地の祭りに足を運び、地方を盛り上げる活動を行なってきた。また「ダンスは世界共通語」という考えから、手話のように意味を持つ振り=ダンス語を考案することがライフワークのひとつとなっているEXILE ÜSAは「これから浜松の魅力を伝えるダンス語も考えていきたい」と意欲をのぞかせた。