ドラマ、配信、コミック、SNS、オリジナルベストアルバム、ドームツアー、そして映画と数多のメディアを巻き込み展開する「HiGH&LOW」プロジェクト待望の映画第2弾!映画「HiGH&LOW THE RED RAIN」の完成披露舞台イベントが都内で行われた。舞台挨拶前には、本作の主役・雨宮三兄弟(TAKAHIRO、登坂広臣、斎藤工)がレッドカーペットを歩く、レッドカーペットセレモニーが行われ、セレモニーに集まったみなさんの声を集め、雨宮兄弟の「ハイアンドロー」という合図に、「レッドレーン」と答えるシーンも。
舞台挨拶では、やまない歓声の中に雨宮三兄弟ほか、今回監督を務めた山口雄大監督や、この世界初のビッグプロジェクト『HiGH&LOW』の企画プロデューサーであるEXILE HIROも登壇! 真っ先に登壇したTAKAHIROは「みなさん、盛り上がってますか!」と大きな声で場内を盛り上げ、「いよいよ、この日を迎えたなと実感しています」と語る登坂広臣の間に立っていた斎藤工は「ひとつだけ、教えてあげます。ここにいれてすごくイイ匂いがします」と語り、場内の歓声を呼び起こす。「この映画は、雨宮兄弟の単独の物語でもあり、『HiGH&LOW』シリーズの続編でもあり、今後の『HiGH&LOW』を広げていく作品」と本作を紹介する山口監督の熱い意気込みをはじめ、本作が生まれた背景や演じてきたキャラクターについて、撮影中のエピソードなど、本作への熱い思いが語られた。
■映画「HiGH&LOW THE RED RAIN」が生まれた経緯(背景について)
HIRO:雨宮兄弟のエンブレムでもお分かりのように首が3つあるので、初めから雨宮兄弟は3人という設定でした。ドラマでの人気があまりにもすごくて、いつか雨宮兄弟についての物語を語らないと成立しないかなと思い、「HiGH&LOW THE MOIVE」の続編ということで最初から決まっていました。
■雨宮三兄弟のキャラクターについて
HIRO:雨宮兄弟の長男なので、そーーっとカッコよくて、そーーっと存在感のある方がいいじゃないか、ということで斎藤工さんにお願いしました。斎藤:私は一視聴者として、雨宮兄弟に長男がいるんだ!誰だろうと自分で勝手にキャスティングもしていたんですが、最初は大丈夫かなと思いもあったのですが、私の名前を出してくださった方たちに恩返しをしたいという気持ちで、すぐに切り替えました。
TAKAHIRO:最初、HIROさん含めて「自由にやっていい」と言われていて、台本もらってセリフあるものの、登坂とは、日頃からよく飲みに行ったり、食事に行ったりする仲だったので自然体で演じさせてもらい、兄弟というものが成立したんですが、そこで長男で斎藤工さんが参加すると聞いた時、ミーハー心がくすぐられ、あのテレビでみていた斎藤工さんが俺らの長男か!と。
斎藤:いや、こちらのセリフですよ(会場に笑いが!)
登坂:僕も一緒に作品をやってから親交をもっていたのですが、メールとかでも、「いつか他作品とかでもご一緒できたらいいですね」と夢物語っぽく話したんですが、まさか、こんな早い形で、しかも、長男!すごく運命的なことを感じて、その後、斎藤さんとのメールやりとりで、気が引き締まったというか、これでやっと雨宮兄弟が成立するんだというのを感じました。
TAKAHIRO:その直後に、登坂がLINEのグループを作って。雨宮兄弟というグループ名で。(会場に歓声が!)斎藤さんが参加する前に少しでもコミュニケーションを取りたいなと思ったところでそのグループができて、この2人(TAKAHIRO、登坂)が先に海外ロケに行っていたので、ほぼ毎日のように撮影現場の状況をお伝えしたり、写真を送り合ったりとかして。その中でも斎藤さんが「まだ、日本にいるんですけど、僕は弟たちを思いながら頑張ってます」と熱い文書をくださいましたね。
斎藤:戦時中の妻みたいな気持ちでした。(会場に笑いが!)
山口監督:今作を作った上での意識したことは、もともと、HIROさんと久保監督の世界観を壊さずつくることを慎重にしないとなと。ただ、前作では<全員主役>というのがテーマとしてあったんですが、今回は<雨宮兄弟>にフォーカスを絞る、ということと、今まで描かれたことない人物について描く作業だったので、今までの世界観を壊さず、いかに雨宮兄弟を人間として描いていくかをすごく気を使って作りました。
■撮影中のエピソードについて
TAKAHIRO:とにかく、暑くて。革ジャンにバイクも暑くて。体感は50度近いんじゃないですか?!革ジャンでアクションの時は80度とか。(会場に笑いが!)本当に1日撮影で2〜3キロ体重が落ちるほどの暑さでした。監督も徐々に真っ黒になって現地の人に似ていきましたね(笑)
山口監督:現場で「全裸カット撮ってHIROさん笑わせるから!」と言ってたことあるんじゃないですか、なぜ実行できなかったんですか?一応、肌色のパンツも用意してカメラもセッティングして、じゃ、やろうかなーと思ったら、直前に「やっぱ、やーめた!」となって気になってました。
TAKAHIRO:そういうのHIROさんが笑ってくれるので撮ろうかなと思ったんですが、隣で登坂がシリアスなシーンを撮っていて、すごく集中していたんですよ。その隣で、それやるといよいよ嫌われるぞっと思って諦めました。
登坂:僕だって、その時も控え室で「TAKAHIROさんがもしかして全裸カット撮るかもよ」と言われて。全裸で階段を駆け上がるシーンだったらしいですが、その瞬間に巻き込まれたらどうしようと思ってました。TAKAHIRO:そのあと、登坂が撮影終えてさっさとバスに戻ったので「これ、噂引きつけただけで嫌われたか」とそのあと機嫌取りに行ったら「僕はやりませんよ」って言ってました。(会場に爆笑!)
■ここで「HiGH&LOW」シリーズのインターナショナルプレミア上映決定のお知らせが!海外からのラブコールについて
TAKAHIRO:HIROさんふくめ、みんなで作り上げたものが国境を越えてたくさんの方に期待されていることはありがたいことですし、その期待にこれからも答えていくことが「HiGH&LOW」プロジェクトだと思うので、自分も改めて気が引き締まるもので、頑張っていきたいと思います。
登坂:単純に嬉しいし、より多くの方がに見ていただけるということで、海外の、まだ僕達を知らない方々にもみていただけるような、すごく迫力のある映画だと思いますし、海外のファンの方たちにもこれをきっかけにお会いできる機会ができたので、しっかり向こうで「HiGH&LOW」の良さ、というものを伝えていけたらと思います。
最後「みなさんの反応がとても楽しみだし、反応を発信していただきながら、一緒にもりあげていきたい、ライブツアーも続く中、もっともっと「HiGH&LOW」というコンテンツを生み出して、世界にほこられるようなものになれるようチーム一丸となって頑張りたい」というHIROさんの熱いコメントで期待感が湧き上がるうち、大歓声の中、イベントは終了した。