10月5日、都内にてポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社主催の「『じっくりコトコト』ブランド新CM発表会が開催され、そのトークセッションに『じっくりコトコト』ブランド広告イメージキャラクターの榮倉奈々が出席した。
Coolだけど、Cuteな女性。彼女を一言で表すならこうではないだろうか。多方面で芸能活動を行い、2004年から女優としても活躍している榮倉奈々。そんな彼女が、黒いタートルネックの薄手なニットに黒のロングタイトスカート、黒のピンヒールという、彼女の鍛えられた健康美なボディラインを魅せる全身黒のコーディネートに、後ろに1つ結びのヘアスタイルと耳元にはシンプルなシルバーのピアス、ナチュラルなメイクという姿で壇上に登場。
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そして、「『じっくりコトコト』ブランド広告イメージキャラクターに起用された、榮倉奈々です」と、穏やかな口調と笑顔で挨拶。その姿は、芯の強い女性の象徴でもあり、自然な感じにも見受けられた。
今回彼女がイメージキャラクターを務める商品は、『じっくりコトコト』ブランドのスープ。インスタントとは思えない画期的な商品で、1996年から多くの人々に愛されてきたものだ。
トークセッションが始まり司会者にイメージキャラクターに起用された感想を尋ねられると、榮倉は「子どもの頃から好きな商品だったので、すごく嬉しかったです」とコメント。当商品を好きな理由や4種類(カップ・缶・箱・レトルト)の中でどれが一番好きかという質問に、「手軽に体を温められるから」「甘味とコクとトロトロ感」と答え、「カップが好き。中でもこんがりパンシリーズのコーンポタージュが好き」「あのボリュームは本当にすごい」「特別な感じもする」などと当商品への想いを語った。
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また、どんなときに食べたいかと聞かれると、「冬帰宅してから温かい部屋でだったり、撮影の後だったり。朝食にあったら華やかになりそうですよね」と答え、今食べているのではないかと思わせるような微笑みを浮かべながら話した。そんなコメント中に彼女が思わず「お腹が空きますよね」とも笑顔で言うから、聞いているこちらのお腹は空腹の合唱が始まりそうで大変だ。
今回のCM「じっくりコトコト 門仲ハーゲン」篇は、榮倉曰く「初めて監督自身が細かくプロットを用意したもの」だという。その言葉通り、映画のワンシーンかのように、しっかりと都会の下町での日常が描かれている。舞台は東京都江東区門前仲町。そんな東京の下町がいつもと違う場所に思える気分を、寒々しく見える空の元のどこかの屋上で、膝よりも長いゆったりニットを羽織る榮倉が、歌を歌い、スープを食べることで表現。
その歌は、今回のCMのために作られた歌だ。チャーミングで温かみのある昭和歌謡なメロディーに、「マフラーを巻いてさ くるる くるる おでむかえ/あいつはつめたいやつさ ほんとにつめたいやつさ/ゆきがふる頃 なかよしになる」という歌詞が乗せられている。“つめたいやつ”と言えるのは、身近で仲の良い相手だからだろう。この歌が流れる当CMを見ていると、今すぐ大切なあの人とスープを食べて温まりたい気分になる、そんなホッコリとしたCMだ。
トークセッションも終盤にさしかかり、司会者に最近UPGRADEしたことを尋ねられると、「ニットの保存方法。引出の通気性を良くしたり。どうでもいいことですよね(笑)」とチャーミングな笑顔で答える榮倉。
また、「新しい道を開拓するのが好き。散歩が好き」と明かす場面も。女優として貫禄があるにも関わらず、身近な存在にも感じられる。締めには、「寒い冬にほっこりするような、スープを食べたくなるような、そんな優しいCMです」とコメント。
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バリバリのキャリアウーマンや働くママが増えてきた現代。そんな現代の女性に通じるところがありつつも、「ほっ」とする時間・自然体でいることも忘れない、幅広い世代から人気の榮倉奈々。長年愛され続け、身近で手に入れられるのに濃厚な味わいで、お腹だけではなく心までほっこりさせるこの『じっくりコトコト』スープのイメージにぴったりだ。
寒くて暖かくなれる季節が近づいてきました。忙しい生活を送っているそこのあなた。もっと「ほっ」とする時間を大切にしませんか?
当CMは10月10日(月)より全国で放映開始される。
(取材/文:青木まりな・写真:山岸一之)
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