4月27日、女優の長澤まさみが主演を務める映画『MOTHER マザー』の本予告が解禁された。

予告映像では長澤が演じる母・秋子の「あれはあたしが産んだ子なの。あたしの分身。舐めるようにしてずっと育ててきたの」という印象的なセリフから母と息子の歪んだ愛情が伝わり、「学校、行きたいんだけど」と母親と、外側の世界の間で揺れる周平の葛藤も描かれている。ラストには「この真相をうけとめられるか？」と観客へ訴えかける内容になっている。

また、主人公・秋子の息子役に、新人の奥平大兼が抜擢された事もあきらかになった。本作が初オーディション初スクリーンデビューとなる奥平。デビューの経緯は友人との帰り道、渋谷駅の改札で一人足止めされた際に、事務所から声をかけられスカウトされたという。
当時の心境を奥平は「勉強になればとオーディションを受けました。審査側の机は選考書類の山でしたし、絶対受かるわけがないと思っていたので、合格の連絡を聞いたときは、嬉しいよりも驚きの方が大きかったです」振り返っている。