11月28日、川島海荷、羽田美智子、内田理央がレプロエンタテインメント創立25周年プロジェクト「浅草九劇」制作発表会見に登壇した。
長谷川京子、新垣結衣、清水富美加などが所属する芸能プロダクション・レプロエンタテインメントが、創立25周年を迎え「エンタテインメントを育む」ことを目指す、新たなプロジェクトを立ち上げた。
日本のエンタテインメントを世界に発信してきた浅草に劇場・ホテル・飲食店を有するする複合施設『浅草九倶楽部(アサクサココノクラブ)』を新設し、三者三様九重の個性が出会い、生まれるエンタテイメントの渦となり、新たな芸能の聖地となる施設を目指す。
『浅草九倶楽部』の目玉は「演じる人」「観る人」「作る人」それぞれがお互いを巻き込みながら、その場にいる全ての人が一体となっていく体験を提供する『浅草九劇(アサクサキュウゲキ)』である。2017年を「こけら落としYEAR」と銘打ち、演劇界で最も旬な4劇団が公演を行い、川島海荷(×「ベッド&メイキングス」)・羽田美智子(×「ONEOR8」)・内田理央(×劇団子供鉅人)出演が決定している。
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グリーンのレースワンピースで登場した川島海荷は「久しぶりの舞台で緊張しています。こけら落とし公演という記念すべき作品に出させていただけて光栄です。舞台はナマモノなのでテレビより直で伝わると思います。ちゃんとパワーと声を出してちゃんと劇団員として働きたいと思います。 劇場のこけら落とし公演は一度しかない本当に記念すべき公演なのでたぶん皆さん気合いも入っていらっしゃるだろうし、それを今日じわじわ感じてよりプレッシャーで緊張してきたんですけど、やる時はあんまり考えないで思いっきりやっていきたいなと思います」と意気込みを話した。
また今回の公演ビジュアルは建設中の建物内で撮影され、工事中の劇場に入った感想を聞かれると、「結構ギリギリまで工事しているんだなって思いました。まだ劇場の雰囲気もないですし、これが来年どうやって劇場になっていくんだろうってすごく不思議に感じました。なかなか建設中の建物に入る機会もないので、楽しみながらヘルメットを被って冒険しているかのように散策していました。」と楽しそうに答えた。
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所属事務所が劇場を開くことについて「なかなか舞台に挑戦する機会がなかったので、チャンスかなと思います。私はずっと若手だと思ってきたんですけど、結構自分より若手がいることに危機感を感じ、闘争心を掻き立てられたので負けないように頑張りたいなと思います。」と話した。
また会見の中では内田理央が出演する浅草九劇こけら落とし公演・第3弾公演の内容が決定したと構成・演出を務める「劇団子供鉅人」の益山貴司からクイズ形式でサプライズで発表された。"汗をかく"ことと舞台に向けて最近内田が始めたという"ヨガ"が役に立つというヒントをもらい内田は「マット運動の選手!」と答えたが、正解は華奢な内田からは想像もできない"女子プロレス"だった。運動はとても苦手だという内田だが「1年後に向けて体を鍛えるところから始めたい」と意気込んでいた。
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最後に川島から「浅草九劇は来年開業になりますが、2020年に開催される東京オリンピックにも乗っかってこの場所から日本のエンタテインメントを発信していけたらなと思っています。いずれはこの劇場が海外のガイドブックに載ったらいいなあ。いろんなたのしみが待っているのでぜひみなさん注目してもらえたら嬉しいです。」と会見を締めくくった。
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川島海荷が出演する 【浅草九劇こけら落とし公演・第1弾】ベット&メイキングス『あたらしいエクスプロージョン』は2017年3月3日~3月21日開演する。
チケットの一般発売は2016年12月10日(土)だが、チケット最速先行予約は2016年11月28日(月)18:00~『浅草九劇』公式HPにて行われる。
(取材/文:木原真衣・写真:仲西一成)
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