12月7日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて『Yahoo!検索大賞2016発表会』が開催され、会場に欅坂46(土生瑞穂、平手友梨奈、守屋茜、渡辺梨加、長濱ねる)、藤原さくら、りゅうちぇるらが登場した。
2014年から開催された、一年で検索数が最も急上昇した”今年の顔”を選ぶ「Yahoo!検索大賞」が今年で3回目の開催となる。
”今年の顔”として検索数が最も急上昇した人物に贈る”大賞”に加え、「パーソンカテゴリー(9部門賞)」「カルチャーカテゴリー(7部門賞)」「プロダクトカテゴリー(7部門賞)」「ローカルカテゴリー(47部門賞)」において、人物、製品、作品などが表彰され、「パーソンカテゴリー」ではミュージシャン部門賞受賞 藤原さくら、モデル部門賞受賞 りゅうちぇる、アイドル部門賞受賞 欅坂46が壇上に登場した。
パーソンカテゴリーでは、特別ゲストMCとして芸人の土田晃之を迎え入れ、各部門の発表に移る。まずはミュージシャン部門賞の発表から始まり、受賞した藤原さくらが壇上に登場した。
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トロフィーを受け取り後、喜びの感想と共に「いつも検索しているYahoo!で沢山検索していただいて、とても嬉しいです。今まで生活してきた中で一番忙しく、貴重な経験ができました」と今年1年を振り返った。
更に、今年一年を一言で表してくださいという振りには、「実り」と今年1年が充実していた事を語った。今年はドラマの主演や歌手デビューなど多方面において活躍が見られ、今後の藤原さくらの活動にも期待が高まっている。
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続いてモデル部門賞を受賞した、りゅうちぇるが登場。
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素直な喜びを口にした後、今日のファッションのポイントについて聞かれると「Yahoo!検索大賞という事で、僕なりにおめかしして来ました~。今日は、アフリカの貴族のエアロビボーイです!」と意気揚々にコメント。
りゅうちぇる本人はどんな言葉を検索されるのかと聞かれると「僕は気にしいだから、「りゅうちぇる」で僕自身を検索したりしてるの~。」と返した。
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そして、りゅうちぇるの主な第2ワードでは、『ぺこりん』『イケメン』『奇跡の一枚』などとりゅうちぇる本人も納得の反応のワードであったが、『本名』について突っまれると「りゅうちぇるが本名です!」と否定すると会場に笑いが起きた。
更に「りゅうちぇるには今ライバルがいるのか?」という質問に対しては、「それはもちろん、志茂田景樹さんです!」と返した。最初はあまり知らなかったが、検索して調べたら段々興味を持ち始め、「今では憧れでもあり、ライバルです」と公言していた。平成の志茂田景樹こと、りゅうちぇるの今年を表す一言、それは「キラキラ」であった。
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そしてカルチャーカテゴリー、最後に発表され登場したのは、アイドル部門賞を受賞した、欅坂46だ。
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今回は土生瑞穂、平手友梨奈、守屋茜、渡辺梨加、長濱ねるの5名のメンバーが登場し、平手がトロフィーを受け取った。
その後メンバーにマイクが向けられ、それぞれ受賞についての感想を口にした。
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欅坂46の主な検索第2ワードには『歌詞』とあり「私たちは歌詞を大切にして歌っているのでとても嬉しいです」とコメントしていた。欅坂46の今年を表す一言を求められると、メンバーを代表し、渡辺が「一瞬」と駆け抜けた1年を伺わせる言葉を選んだ。
欅坂46はデビュー年にして、年末のカウントダウンジャパン、更に紅白歌合戦への出演も決まっており、今年もまだまだ活躍し続けるだろう。
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カルチャーカテゴリーではこれだけの内容があり、他カテゴリーの受賞でも、誰でも耳にした事があるであろう『ポケモンGO』や『君の名は。』『PPAP』などが受賞され、壇上にはサプライズゲストとしてピカチュウが登場したり、新海誠監督、ピコ太郎本人からのビデオメッセージもあり、とても豪華な授賞式となった。
そして全てのカテゴリーの発表が終了し、最後に「Yahoo!検索大賞2016」の大賞が遂に発表された。2016年に検索数が最も上昇した今年の顔は『DEAN FUJIOKA』と発表された。大賞に輝いたDEAN FUJIOKAは、パーソンカテゴリーの俳優部門賞でも受賞しており、圧巻のダブル受賞となった。
本人からのビデオメッセージでは、「今回の賞は自分でも思いのよらぬ賞でありましたので、とても嬉しく思います。今まで海外での活動が多かったが、自分の生まれた国で自分に興味を持っていただいた事に感謝します。」と受賞の嬉しさを口にしていた。
更に、「日本でこういう形でお仕事もすることになり、今年は起承転結の新たなスタートの年となった」と振り返っていた。今後も俳優での活動はもちろんだが、歌手としての活動からも目が離せない。
全ての受賞が終え、今年一年の出来事を楽しく振り返ることができ、年末の風物詩として記憶に残る受賞式となった。
(取材/文:中谷憲都・写真:山岸一之)
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