日本赤十字社は、平成29年「はたちの献血」キャンペーンを1月1日から2月28日までの2カ月にわたり全国で展開する。「はたちの献血」キャンペーンは、献血者が減少しがちな冬期の輸血用血液の確保と、医療機関へ安定的に血液製剤を供給するために、新たに成人を迎える「はたち」の若者を中心として広く国民各層に献血に対する理解と協力を求めることを目的としている。
キャンペーンキャラクターには、フィギュアスケート選手で、先日のグランプリファイナルにて男女シングルを通じて史上初の4連覇を達成、全日本選手権も4連覇している羽生結弦が3年連続で就任した。
本TVCMでは、羽生をアニメーション化。CM上で羽生は、輸血を必要とする子どもとふれあいながら、同世代を中心に、献血への協力と参加を呼びかける。今回、人生初の体験でもあるアニメーション化に、羽生は「まさかアニメ化される時が来るなんて思ってもいなかったので、感動しました! !」と少し興奮気味であった。
また、TVCM楽曲は4人組ロックバンドのKANA-BOONが担当。書き下ろしの楽曲「君を浮かべて」は「顔も知らない遠くの誰かを想うことは決して簡単なことじゃないけど、自分にとっての“大切な君”を浮かべて、その人を想う心と同じ心で“誰か”とも向き合えたら。」という理想をテーマとしている。
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【羽生結弦 メッセージ】
今年のテーマは、「僕たちの一歩は、だれかの一生。」です。 僕が一生懸命頑張ることで、見た人に感動を与えられたり、もしかしたら勇気を与えられたり、元気が無い人を励ますことが出来るかもしれない。
僕はそういう思いを持って日々苦しいトレーニングに励んでいます。 自分が動けば、きっと周りの人や空気も変わると信じています。献血もきっと同じだと思います。
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【羽生結弦 インタビュー】
Q1. 新しいCMをご覧になっていかがでしたか?感想を教えてください。
羽生結弦:アニメの僕がCMに出るのは初めてのことじゃないかな? まさかアニメ化される時が来るなんて思ってもいなかったので、感動しました!!でも実際に見てみると・・・ちょっと照れくさいですね(笑)
Q2. 今年のメッセージは「とどけ、いのちへ。」ですが、残りわずかとなった今年、羽生選手自身は誰に何を届けたいですか?
羽生結弦:僕自身、みなさんの応援に支えられています。いつも応援してくれているみなさんには、僕の演技で勇気を届けたいと思っています。
Q3.「はたちの献血」キャンペーンキャラクターを初めて任命されたのが2年前でした。当時を振り返って、20歳の時と比べてここが大人になったな、ということがあったら教えてください。
羽生結弦:自分自身満足のいく結果が出なくても、次の日まで引きずらず、前に一歩を踏み出す精神的な強さがついてきたかなと思います。ぜひ2017年の羽生結弦にも期待してください!
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【KANA-BOON 谷口鮪 メッセージ】
キャンペーンソング「君を浮かべて」/作詞・作曲:谷口鮪 編曲:KANA-BOON
顔も知らない遠くの誰かを想うことは決して簡単なことじゃないけど、自分に とっての“大切な君”を浮かべて、その人を想う心と同じ心で“誰か”とも向き 合えたら。そんな理想をテーマとして、歌詞を書きました。この歌を通じて、若い世代のみんなが献血に対して、そして人と人との間に存在するたくさんの物事に目を向けるきっかけが生まれたらなと思います。
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