現役ナースでコスプレイヤー、モデルとして活躍する桃月なしこが、敵役ヨドンナ役で出演していた『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日)が、28日の放送で最終回を迎えた。
桃月は物語後半より敵幹部のヨドンナとして出演。“戦隊シリーズ”史上、最も美しい悪役とSNSで話題となり、SNSでは「#ヨドンナ様」などのハッシュタグが”ニチアサ”を盛り上げてきた。
最終回を迎えた本作について桃月が心境を語った。
【桃月なしこ・コメント】
■魔進戦隊キラメイジャー最終回を迎えて感想お願いします。
寂しさや切なさ、そして無事最終回を迎えられた安堵といった様々な感情が入り交じってます。
この半年ヨドンナを演じたおかげで、44話、最終話のシーンでは特にヨドンナ入り込んでしまい、涙が止まらなくなって、撮影が止まってしまうといった、私としても思い入れのあるシーンです。今まで為朝含めキラメイジャーと関わりながら「笑う」タイミングを探っていたのが、この最期の最期で心の底からの「笑う」が出来てしまっただなんて…
SNSでもファンの方々が様々なヨドンナの最期を考察してくれていて、どれも面白かったのですが、私としてはこの最終話がヨドンナとして、一番いい終わり方だったのではないかと感じています。
■ヨドンナ役への思いをお願いします。
初めて私がレギュラーとして毎週出れた役がヨドンナでした。このヨドンナを演じていく上で、全力の舌出しやアクション、ナパーム爆破にアフレコなど様々な経験をさせて頂きました。その経験を重ねていくにつれ、私も、そしてヨドンナも成長しているのを感じました。きっと今までの「桃月なしこ」のままだったら、ここまでファンの皆さんに応援していただけることはなかっただろうし、この最終話にもならなかったかもしれないし、そもそも最終話まで出演できていたかわかりません。
ヨドン皇帝に必要とされないという最終話でしたが、私にとってはヨドンナは大切な存在で、愛すべきキャラクターでした。
■あらためてキラメイジャーの半年間を振り返って
自分が性格悪いと思うエピソードを用紙目一杯に書いたオーディションで受かるとは思ってなくて、今までとは比べ物にならないくらい充実した半年を過ごせるだなんて夢にも思っていませんでした。
8年振りの女性顔出し幹部、既に作品として出来上がりつつあった中での途中参加といったプレッシャーもあり、本当に私がヨドンナでよかったんだろうかと思うことが何度もありました。ですがここまでキャストやスタッフさん、そしてファンの皆さんがキラメイジャーを、そしてヨドン軍を愛してくれたおかげで魔進戦隊キラメイジャーのヨドンナとして、最後まで演じることが出来ました。
反省点も沢山あるけれど、皆さんの中でキラメイジャーという作品がこれから先も愛され続けると嬉しいです。そしてヨドンナ役が桃月なしこでよかったと思って頂けていたらこんなに嬉しいことは無いです。
■2021年2月が終わろうとしてますが、今後の目標や活動などお願い致します。
この半年間の経験を生かして、今後も演技のお仕事が出来たらいいなと思っています。それと共に今まで以上にモデルやコスプレイヤーやタレントとして様々なお仕事をさせて頂き、皆さんに嬉しい報告が沢山できるように頑張っていきたいです。