2月22日、東京マラソンが開催された。
2007年から始まり今年で9回目を迎える東京マラソンは3万6千人のランナーに1万人のボランティアが参加し、
雨の中、新宿都庁前からスタート、銀座、浅草などを中継し、フィニッシュ地点の有明・ビッグサイトまで東京の街一体で行なわれた。
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都庁前で朝8時からランナーの整列が始まった。雨の対策をしながらも、準備運動したり、オフィシャルカメラマンの撮影に応じるなど、ランナーのテンションが高い。8時54分に都知事の舛添要一が登場し、スタート地点でオープニングセレモニーが始まった。
「みなさんおはようございます。東京マラソンによくいらっしゃいました。
今日は3万6000人が東京中を走り、1万人のボランティアも参加する素晴らしいイベントです。東京がひとつになれるよう駆け抜けて下さい!Good Luck!」と激励の言葉を飛ばした。
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その後六本木合唱団による君が代の合唱があり、いよいよランナーがスタート!
9時から海外招待選手や車椅子ランナーも含め、色とりどりのウェアに身を包んだランナー達が一斉に走り出した。
腕の力だけで走る車椅子ランナーは毎年感動を与えてくれるが、車椅子の部では土田和歌子が8連覇を達成し、今回も表彰式に登場した。
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日本男子ではミスター東京マラソンこと藤原新(ふじわらあらた)、2012年ロンドン五輪日本代表の2位山本亮らが注目されたが、山本が17位に終わるなど 振るわなかった。日本人トップは今井正人で日本歴代6位の2時間7分39秒を出して7位に入った。
女子ではは扇まどかが2時間30分25秒で日本勢最高の7位を記録した。
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あいにくの雨模様での開催となったが、仮装をした市民ランナーやランニングポリスらが盛り上げた。東京メトロが協賛し各駅でもスタッフを増員し全面的にサポート。 沿道では東京大マラソン祭りも開催され、応援する人々で賑わった。
2020年の東京マラソンはオリンピックの年ということで現在建設中の新国立競技場を起点にスタートする予定で、ますますの盛り上がりが期待されている。