2016.04.08 公開
「演劇界の風雲児」と言われつつ、戦後の演劇界に一時代を築いた、偉大な劇作家・つかこうへいの七回忌にあたる今年、命日でもある7 月10 日を挟みつかこうへい縁の紀伊國屋ホール含む3 会場で七回忌特別公演として「新・幕末純情伝」を上演することが決定した。
今回、紅一点、沖田総司の九代目を務めることになった松井玲奈に続き 坂本龍馬をはじめ全キャストが発表になった。
松井玲奈演ずる沖田総司の相手役、坂本龍馬には石田明(NON STYLE)。
TV などでは役者のイメージがあまりないように見える石田だが、実際にはお笑い芸人の傍ら数多くの舞台に出演、近年では演出まで手掛けるほど役者としての評価も高い。
誰もが予想しえなかった配役に、演出の岡村氏は「一見、異種格闘技戦のようにも見える2人(松井玲奈 石田明)、お互い役者としての意地をかけた戦いを魅せる舞台になると思う。それは大衆のための演劇とも称された「つか作品」の原点ともいえる俳優のエネルギーのぶつかり合いを再現できるはずだ。新しい俳優との出会いが七回忌公演にふさわしいものになるだろう」と語った。
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