2018.02.16 公開
田中麗奈が映画『おもてなし』舞台挨拶に登場!「台湾と本当に縁があると思った」

田中麗奈  画像 1/1

2月15日(木)、渋谷のユーロライブにて、主演・田中麗奈を招いた東京新聞主催の特別試写会が開催された。

映画『おもてなし』の上映後、割れんばかりの拍手が映画館を包む。
拍手喝采の中、第72回毎日映画コンクールの授賞式にて女優助演賞を受賞した直後、田中麗奈は、次回主演作である本作の舞台挨拶に登場した。

日本と台湾のオリジナル合作映画主演へのオファーを受けた時、田中は、「台湾と本当にご縁があると思いました。
10年以上前から台湾との合作映画に出演していたり、中国語も前から勉強していたので、そして中国語を使える機会があればと思っていたので、お話をいただけたことは必然のような気がして嬉しかったです」と、笑顔で語った。

香川京子をはじめ、日本アカデミー賞受賞女優たちとの共演については、「香川京子さんは、佇まいがたわやかでやわらかいのですが、本番だと迫力が流石でした。ご一緒出来たことは俳優として貴重な経験でしたし、完成した映画をみて、香川さんとのシーンは、自分自身の役者としての道なりを重ねてみえるシーンにも感じられました」と、香川との撮影を思い出し確かめるように話した。

お客様からの質疑応答に答える場面もあり、好きなセリフをきかれると、「ヤン・リエさんが演じるチャールズというキャラクターのセリフに『人生がこんなに短いなんて、誰も教えてくれなかった』『やり残したことがない人生なんてつまらない』などあり、脚本には耳に残る言葉が沢山あります」と、丁寧に答えた。
また、撮影秘話を尋ねられると、「通訳の方がいたのですが、ハードな撮影が続いていて、気がついたら通訳さんが不在の時があり、監督の指示などが中国語で行われていたので、私が自然と現場で通訳になってしまって、日本語にして伝えていました」と、暴露しました。

そして最後に、「『おもてなし』という映画を観て、すごく日本は綺麗だなあと思いました。人と人が出会うという事がこんなにも奇跡で輝いているのだと感じて、日々をもっと大切にしたくなるような映画だと思います。
一人一人のアルバムをめくっているような感覚があり、日本の方々には是非観ていただきたいですし、海外の方にも胸を張ってご紹介できる映画だと思います」と話した。

映画『おもてなし』は3月3日(土)より有楽町スバル座ほか全国順次公開される。



田中麗奈 ワン・ポーチエ
余 貴美子  ヤン・リエ ヤオ・チュエンヤオ 藤井美菜 
ルー・シュエフォン マイケル・タオ  青木崇高  眞島秀和 木村多江  / 香川京子

監督・撮影・編集:ジェイ・チャン/脚本:ジェイ・チャン 砂田麻美/音楽:大橋好規

(C)2017 SHOCHIKU STUDIO CO.,LTD. and EPIC ENTERTAINMENT CO., LTD.
2017/日本・台湾合作/日本語・中国語・英語/96分/DCP/カラー/シネマスコープ/5.1ch

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