昨年、第30回東京国際映画祭に特別招待作品として出品され、乃木坂46を卒業した深川麻衣が映画初出演にして初主演を務め、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして活動する山下健二郎と共演する映画としても注目を浴びている、「パンとバスと2度目のハツコイ」が2月17日(土)より全国公開された。
今回、本作の主演を務めた深川麻衣が役柄との共通点を語ったコメントと合わせてメイキング&場面写真が解禁となった。
本作は「私をずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいられる自信もない」と独自の結婚観を持つ市井ふみ(深川麻衣)が、中学時代の“初恋”の相手・湯浅たもつ(山下健二郎)とある日まさかの再会、妹や同級生など周囲を巻き込みながらも“恋愛こじらせ女子“の恋愛模様を描く“モヤキュン”ラブストーリー。恋愛映画の旗手として注目を集める監督・今泉力哉が個性的でありながら共感を生むキャラクター描写と独特の空気感で描く完全オリジナル作品で、切なくも笑える新しい恋愛群像劇が誕生した。
深川が演じる市井ふみのキャラクターは、今泉監督が事前に深川と話した彼女の人生を反映している部分が多く《①出身地が静岡、②過去に美術を習っている》、本人との共通点が多い。また、年齢も深川と合わせており、ふみが結婚や孤独について悩むことについて深川は「20代で私の周りの友達とかも結婚している子とか結婚を考えている子っていうのがすごく増えてきていたので、自分にとっても自分の周りにとってもすごくリアルに感じられて共感できる」と今の自分の周囲の環境とも共通していると語った。いわゆる“恋愛こじらせ女子”なふみとの共通点については「あんまり思っていることをそのまま表に出すタイプじゃないって所が似ているんじゃないかって思っています。ふみは結構心の中では思っていることがあっても、冷静でいてそんなに喜怒哀楽が激しいタイプではなかったのでそこが普段の自分と似ているのではって思います」と役柄を振り返っている。
深川麻衣(©2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会) 画像 2/2
また、今回合わせて解禁となった写真は、たもつが働くバス会社の前でパンを食べながら佇むふみの姿を捉えた場面写真と、カメラに向かってピースサインを向ける深川のお茶目な一面を魅せる貴重なメイキングカットの2点。「バスの洗車を見るのが好きというふみが、仕事終わりにパンを食べながらバスの洗車を眺め彼女の日常を映し出すシーンで、その素朴な雰囲気が見る人の心を落ち着かせてくれる。もう一点のメイキングカットは、まるでジャケット写真のような爽やかで清々しい甘酸っぱさを残す美しい一枚。フレッシュな瑞々しさが弾ける深川の魅力が凝縮されたカットとなっている。
自身の役柄が投影されたキャラクターを演じ、本人にとって非常に大切な作品になった本作。是非劇場で深川の演技と今後の活躍に注目したい。
(写真提供:©2017映画「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会)
■キャスト:深川麻衣、山下健二郎(三代目J Soul Brothers)、伊藤沙莉、志田彩良、安倍萌生、勇翔、音月桂
■監督・脚本:今泉力哉
■主題歌:「Puzzle」Leola(Sony Music Associated Records)