東日本大震災で大きな被害を受けた東北の子どもたちに、元気、夢を届けたいという想いからスタートした「ダンスで日本を元気に！夢の課外授業 中学生Rising Sun Project 2018」が24日、岩手県釜石市立釜石東中学校で開校式が行われ、EXILE ÜSA、TETSUYAがサプライズで登場。ダンスの先生として子どもたちにダンスレッスンや夢についてのお話しの授業を行った。

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「ダンスで日本を元気に！夢の課外授業中学生Rising Sun Project」は2012年にスタートし今年で7年目の開催。ÜSAとTETSUYAは本プロジェクトの立ち上げから関わっている。今回、釜石での開催は2回目となりTETUSYAは、「まだまだ復興していない部分があると思いますが、7年経って元気になっている部分も今回たくさん見れました。みんなで復興に向けて力を合わせて頑張っているんだなと強く感じ、自分たちももっと頑張っていかなければ」と東北への想いを口にした。

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ダンスレッスンでは、全校生徒117名に復興支援曲でもあるEXILEの「Rising Sun」の振付を指導。自分たちでも習得が難しいという複雑な足の動きがあるサビの部分で、最初は苦戦する子どもたちにÜSAとTETSUYAが直接アドバイスをするとみるみる上達していく様子を見てÜSAは「初めてダンスを踊る子が多かったのにもかかわらず、覚えるのが早くてびっくりしました。」と驚きをみせた。また、お話しの授業では、夢についてのトークセッションが行われ、最後は子どもたちからサプライズプレゼントとして、ソーラン節の踊りが2人に送られた。

「Rising Sun」の振付指導を受けた子どもたちは、これから約3カ月間練習に励み、釜石東中学校がかつて校舎を構えていた地に建設中である「釜石鵜住居復興スタジアム（仮称）」の８月に行われる竣工イベントにて、ダンスパフォーマンスを披露する。ÜSAは「日本で初めて行われるラクビーワールドカップの試合会場の一つとなるスタジアムで釜石の子どもたちと一緒に踊れることが本当に嬉しいことですし、このスタジアムでたくさんの笑顔が生まれるようにみんなと一緒に作り上げていきたいと思います」、TETSUYAは「このプロジェクトで釜石はこんなに元気なんだよという想いが届くようなダンスをしたいと思います。」と意気込みを語った。

また、「Rising Sun」は東日本大震災の復興支援ソング。“未来へ”という想いが込められ東北をイメージした振り付けによさこい「さんさ」の動きが取り入れられている。

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■夢の課外授業とは
二十一世紀倶楽部主催の「夢の課外授業」は、各界で活躍する人物が「先生」として
小学校・中学校を訪れ、生徒に語り掛け、対話を行い、共同で何かを創り上げるプロジェクトです。

■『ダンスで日本を元気に！夢の課外授業中学生Rising Sun Project 』スタートのきっかけ
2011年に発生した東日本大震災。
未曾有の大災害により、大きな影響を受けた東北地方の子どもたちに、元気、そして大きな夢を届けるため、
二十一世紀倶楽部が文部科学省と協議し、EXILEメンバー、株式会社LDH JAPANほか、たくさんの方々の協力のもと、スタートしました。

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■『ダンスで日本を元気に！夢の課外授業中学生Rising Sun Project 』とは
EXILEメンバーがダンスの「先生」として、東北地方の中学校を訪問し、ダンスの授業を実施。復興支援ソングでもある「Rising Sun」の振り付けを学んだ中学生は、多くの観客が見守る大舞台にてEXILEメンバーと共に、ダンスパフォーマンスを披露します。

これまでスポーツ祭東京（東京国体）やJリーグやラグビートップリーグの試合会場でEXILEメンバーと共にパフォーマンスを披露。2016年度は非常に当プロジェクトとも縁深い、岩手の地で開催された 「希望郷いわて国体」閉会式に招かれ、ダンスパフォーマンスを披露。被災地の想いを背負った中学生の力強いパフォーマンスに会場からは大きな声援、拍手が送られました。

2012年のスタートから第7期目を迎えた2018年、参加した中学生は3,000人を超えました。

本プロジェクトは、復興庁による「心の復興」事業にも指定され、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、日本、東北、そして、多くの子どもたちを「ダンスの力」で元気にしていくために活動を継続して参ります。

■『ダンスで日本を元気に！夢の課外授業中学生Rising Sun Project』活動年表
【2011年：東北地方の学校へ訪問し、教育的支援活動を開始】
☆2011年5月30日：【EXILE】USA、TETSUYA 大船渡地区公民館、蛸ノ浦小学校、赤碕漁村センターを訪問
☆2011年8月26日：【EXILE】USA、KEIJI 陸前高田市立米崎小学校を訪問

【2012年：岩手県にて「ダンスで日本を元気に！夢の課外授業中学生Rising Sun Project」スタート※以下、中学生RSPと表記】
☆2012年5月30日：【EXILE】USA、TETSUYAが、岩手県釜石市立大平中学校を訪問。 「ダンスで日本を元気に！夢の課外授業中学生Rising Sun Project」がスタートしました。同年
8月には、横浜市主催のダンス祭典「DANCE DANCE DANCE」に招かれ、EXILE（HIRO、MAKIDAI、MATSU、USA、TETSUYA）横浜市の中学生と共に、一丸となって取り組んだダンスパフォーマンスを披露しました。

【2013年：福島県伊達市にて中学生RSP実施】
☆2013年6月11日：【EXILE】USA、TETSUYA、NAOKIが東日本大震災による原発事故の影響で、放射線量が上昇、屋外での運動が一部禁止されるなど制限された学校生活を送る福
島県伊達市立月舘中学校を訪問。中学生RSPの第二期目をスタートさせました。同年10月14日には、東京で開催された国体『スポーツ祭東京2013障がい者スポーツ大会』閉会式に招
かれ、東京都内5校の中学生と共に、約30,000人の大観衆が見守る中で、懸命に練習に取り組み、習得したダンスパフォーマンスを披露しました。

【2014年：福島会津若松市、宮城亘理町にて中学生RSP実施】
☆2014年7月14日：【EXILE】USA、世界、佐藤大樹が宮城県亘理町立逢隅中学校を訪問し、プロジェクトスタート。
☆2014年9月9日：【EXILE】TETSUYA、佐藤大樹が福島県会津若松市立湊中学校を訪問し、プロジェクトスタート。
各校では、保護者や地域の方々を招き、成果を披露する発表会が行われ、 【EXILE】 KEIJI、NESMITH、小林直己、世界（逢隈中）USA、世界（湊中）が参加しました。
☆2014年11月22日：福島震災復興の象徴とされる、スパリゾートハワイアンズにて発表会を実施。湊中学校生徒と【EXILE】 USA、TETSUYA、小林直己がダンスパフォーマンスを披露
しました。

【2015年：福島、横浜市にて中学生RSP開始】
☆2015年6月8日：【EXILE】ÜSA、TETSUYAが福島県会津若松市立第二中学校を訪問し、プロジェクトスタート。
☆2015年7月〜神奈川県横浜市内中学校7校にて、プロジェクトスタート。（expgインストラクターによる訪問授業）
☆2015年10月19日：横浜市主催の「DANCE DANCE DANCE」のプログラムとして、日産スタジアム（横浜F・マリノス主催試合前）にて、発表会を実施。会津若松市立第二中学校の生
徒、横浜市内7校の中学生、【EXILE】ÜSA、TETSUYA、世界がパフォーマンスを披露しました。

【2016年：岩手、福島二県にて中学生RSP開始】
☆2016年5月30日：【EXILE】ÜSA、橘ケンチ、TETSUYAが岩手県大船渡市立赤﨑中学校を訪問し、プロジェクトスタート。
☆2016年8月30日：2014年にも参加した福島県会津若松市立湊中学校にてプロジェクトスタート。（expgインストラクターによる訪問授業）
☆2016年10月11日：岩手県で開催された「希望郷いわて国体閉会式」エンディングイベントにて発表会を実施。 【EXILE】 ÜSA、橘ケンチ、TETSUYA、佐藤大樹と岩手県、福島県の中
学生が懸命に取り組み、習得したダンスを披露しました。いわて国体に参加した「中学生Rising Sun Project」の活動を評価いただき、岩手県知事名義で感謝状を贈呈頂きました。

【2017年：宮城県七ヶ浜町、東京都渋谷区にて中学生RSP開始】
☆2017年7月14日：【EXILE】ÜSA、TETSUYAが宮城県七ヶ浜町立七ヶ浜中学校、向洋中学校を訪問し、プロジェクトスタート。
☆2017年9月28日：七ヶ浜町アクアリーナにて七ヶ浜中学校、向洋中学校の合同発表会を開催。【EXILE】ÜSA、TETSUYA、FANTASTICSが参加し、総勢600人の中学生が披露する
ダンスパフォーマンスを見守りました。
☆2017年10月7日：東京都秩父宮ラグビー場で行われたラグビートップリーグ：NTTコムシャイニングアークスVSNTTドコモレッドハリケーンズの試合前に七ヶ浜中学校、向洋中学校と渋
谷区の中学生総勢300名と【EXILE】ÜSA、TETSUYA、 THE RAMPAGE from EXILE TRIBEから神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾が登場。大勢の観客を前にダンスパフォーマンスを
行いました。2017年、当プロジェクトは東京2020参画プログラム「公認プログラム」に認定されました。