5月7日(土)に公開初日を迎え、若者を中心とする熱狂的なファンを獲得し話題を呼んでいる『ヒーローマニア-生活-』。5月10日(火)、新宿バルト9 スクリーン8にてトークイベントが開催された。
イベント開始が近づくと本作の観賞を心待ちにしている観客の期待は最高潮となり、主演の東出昌大、片岡鶴太郎、豊島圭介監督は、割れんばかりの拍手に包まれ登壇した。
初のコメディで主演を務めた東出は「お集まりいただき有難うございます。今日はダチョウ倶楽部さんも来るので、皆さん楽しんでいってください」と、劇中で超キレキレのアクションを披露している片岡は「平日のお忙しい時間にお越しいただき有難うございます。還暦を超えてアクションをやるとは思っていなかったです。この作品を通して新たな道が切り開けたかと思います」とそれぞれ挨拶。
本作の企画から公開に至るまで5年の歳月を費やしたという豊島監督は「今日はご来場有難うございます。5年前に企画を始めて、東出さんをはじめ素晴らしいキャストの方々に出演して頂くことになり、夢の企画が実現しました。こうして皆さんに観て頂けることが非常に楽しみです」と、熱い想いを語った。
そして、アクションコメディ映画の本作をさらに盛り上げるべく、ダチョウ倶楽部の3人がスペシャルゲストとして迎えられ、観客とハイタッチや握手をしながら登場。
リーダーの肥後が、“TURUSI-MA”のリーダー・中津を演じた東出について「彼はまさしくリーダーです!ダメなリーダーが一番良い、ダメダメからちょっと変わると、そのギャップに女子がキュンキュンする。たぶん東出さんは僕を意識して演じていたんだと思います(笑)」とコメントすると、東出も「ダチョウ倶楽部さんは、役作りの際に参考にさせて頂きました(笑)」と乗って返し、寺門は片岡のアクションについて「鶴さんは若い頃ボクシングをやられていたので、アクションのキレが違う。還暦を超えたアクション俳優としてやっていけるんじゃないか」と賞賛した。
褒められた片岡は、劇中で使用していたカナヅチを取り出し、その腕前を見せようと上島に一撃。冗談抜きで痛がる上島が怒って片岡に詰め寄り一触即発の雰囲気になるかと思いきや、最後にキスをして仲直りする一幕も。
さらに、上島に対して難しい質問を投げかけるMCに対しても詰め寄りキスをし、会場一層沸かせた。