2014年に日本に初上陸した「RockCorps supported by JT」は、5年連続5回目の開催を決定し、5年目となる「RockCorps supported by JT 2018」のボランティア活動を 2018 年4月12日(木)~9月1日(土)のおよそ4ヶ月間実施 している。
そして本日8月22日(水)、東京都大田区にて行われた里山の土壌管理や畑の草むしりなど、野鳥公園の維持管理ボランティ ア活動に、「RockCorps supported by JT 2018」出演アーティストであるロックバンド『KEYTALK』がサプライズで登場した。
「RockCorps」は、2003年にアメリカで生まれた、“4時間のボランティア活動をすると、アーティストのライブイベント(セレブレーション)に 参加できる”という新しい社会貢献の仕組みで、人々をボランティア活動への参加を推進している。
2014年に日本に初上陸すると、昨年ま でに約1万7千人がボランティアに参加。過去には『NE-YO』や『カーリー・レイ・ジェプセン』といった世界的アーティストが来日、公演し大き な話題となっている。
5回目の今年、プロジェクトの締めくくりとなる9月1日(土)幕張メッセで開催されるライブイベント“セレブレーション” には、バッキンガム宮殿でロイヤルファミリーを虜にしたエレクトロポップの歌姫『ELLIE GOULDING(エリー・ゴールディング)』がヘッドライナー を務め、国内アーティストには、「KEYTALK」をはじめ、「BLUE ENCOUNT」「加藤ミリヤ」「でんぱ組.inc」の出演が決定している。 今回行われたのは、里山の土壌管理や畑の草むしりなど、野鳥公園の維持管理を行うボランティア。
一般参加者29名が除草作業をし ていると、「RockCorps supported by JT 2018」出演アーティストであるロックバンド「KEYTALK」がサプライズで登場し、参加者からは 大きな拍手と喜びの声が上がった。
驚く参加者を前に首藤(ボーカル&ベース)は「今日は暑いですけどみんなで力を合わせて頑張りましょ う!」と、意気込みを述べボランティア活動を開始した。
4 月に美しい黄色い花が咲く「蘭(ラン)」の周りに生えた笹の除草作業では、「いっ ぱい刈りましょう!」と、八木(ドラム&コーラス)自ら参加者を引っ張る姿が目立った。たくましく笹を刈り取る寺中(ボーカル&ギター)の姿に一 般の参加者から「だいぶ慣れてますね!はやい!」と話しかけられると「小学校の時、田舎に住んでいたのでこういうの慣れてるんです」と得意 げな表情を見せた。
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また、今回「KEYTALK」がきっかけでボランティアに参加したという女性は、「今日まさかサプライズで来ると思っていなくて グッズを忘れてきました!憧れの人とボランティアできるなんて夢みたいです!」と恥ずかしがりながら小野(ギター)に話しかけると、「こうやって 音楽きっかけで参加してくれるのは嬉しいですね」とファンと交流しながら楽しんでいる様子が見られた。
休憩中には鳥取県から参加しにきた 男性と過去のライブについて熱心に話していたりと和気藹々とした空気が終始流れていた。 ボランティア活動終了後、「KEYTALK」のメンバーから 4 時間のボランティアを終えた参加者にセレブレーション参加引換券が直接手渡さ れ、最後は全員で記念撮影。
参加者とともに汗を流した「KEYTALK」の八木(ドラム&コーラス)は、「今日 1 日みなさんお疲れさまでした! 僕も含めみなさんと少しでも社会に貢献できたんじゃないかと思います。作業中、蚊に刺されてしまったのですが、休憩時間にお姉さんがムヒ を貸してくださって、音楽好きに悪い人はいないというのは本当でした!当日もこの愛を持って楽しく盛り上げていきましょう!」と参加者へメッ セージを送り、ボランティアを締めくくった。
《KEYTALK コメント》
Q. 実際にボランティアに参加してみての感想をお願いします。
小野(ギター):1 時間という短い時間でしたが、一瞬と感じるくらい楽しくできました。
寺中(ボーカル&ギター):汗の質が、フェスの時に楽しくみんなで流す気持ちの良い清々しい汗の流れ方と似ている印象がありました。
外で汗を流して、誰かの役に立つ、誰かが喜ぶことにつながるというのはすごくいいことだと再認識できたイベントでした。
首藤(ボーカル&ベース):率直に楽しかったと思います。ボランティアのイメージが変わりました。また機会があればいろいろな種類のボラン ティアもやってみたいです。
八木(ドラム&コーラス):ロックコープスのイベントに来てくれる人たちとボランティアをやって、その方々とライブ会場で会えるというのはすごく いいことだと思います。今日やれてよかったです。よりライブに気合が入ると思います!
Q. アーティストがボランティアをやる意義についてどう思いますか?
小野(ギター):僕らのような発信できる立場の者がボランティアをやるのは影響力があり、いいことだと思います。今回このような機会をい ただきありがとうございます。そして、ロックコープスはライブで参加者に出会う前にこのようにボランティアで会えることでより気持ちが入ると思い ます。
Q. 最後に9月1日のセレブレーションへの意気込みをお願いいたします。
寺中(ボーカル&ギター):僕たちはいつもそこでしかできないことをやっていますが9月1日のセレブレーションもその日しか見られない 「KEYTALK」を出来るよう今から考えていきます!
八木(ドラム&コーラス):今日一緒にボランティアをやった方々を探しながらボランティアしたいと思います!
小野(ギター):笹を刈って培った筋肉でいままでにない盛り上げを披露してありえないぐらいの一体感で幕張をぶち上げたいと思います!
首藤(ボーカル&ベース):9 月 1 日のセレブレーションに来てくれる方は、他人じゃなくて仲間の状態から始まっていると思うので、ハッピー な空間になる気がしていて楽しみです。