9月2日(日)、EXILE AKIRAが初の自叙伝『THEFOOL 愚者の魂』の発売を記念した限定のトークイベントを開催した。イベント前に行われた報道陣向けの囲み取材にAKIRAは登場し、自叙伝の執筆の裏側から現在の心境を語った。
取材に登場したAKIRAは早速報道陣から自信初の自叙伝について問われると、「自伝を出すにはまだ早い年頃だと思うんですけど、この人生の折り返し地点で自分の反省を綴る事によって、これからの自分自身にとってもすごく重要なキーとなる本になると思います」とコメント。
今まで語られてこなかったAKIRAの過去を赤裸々に綴られた本書。初出しのエピソードについて問われると、「学生時代の事とか、EXILEに入るまでの空白の時間とか、その時期の出来事を赤裸々に語っているので初だしだと思います。下済み時代は借金もありましたし、路上で過ごす事もありました。恥じる事なく赤裸々に綴る事で学生や若い子にエールを送れたらなと思います」と思いを明かした。
メンバーからの感想について聞かれたAKIRAは「久々にHIROさんから『本能で読みたくなる本でした。本なので』というメールを頂いて、感想が楽しみだなって思います」とエピソードを語り、「自分もあえて良い意味で今現在のダメな自分を綴ることによって、『AKIRAのトリセツ本』じゃないですけど、こういう風に思っているのか、こんなところが欠点なのかって思ってもらえるような本でもあります。赤裸々に自分を綴る事でメンバーのみなさんにも何か楽しんでもらえたらと思ってます」と続けた。
どんな方に読んでほしいかという質問に対しては「人ぞれぞれいろんな人生がありますし、僕より大変な思いをされてる方っていっぱいいると思うんです。世の中、平凡に暮らしながらも自分のあり方が分からなかったり、壁を乗り越えられなかったり、いろんな若い子達や同世代の社会人も含めて『AKIRAもこんなくだらない人生送ってたんだ』『EXILEなのに失敗してたの?』と良い意味で思ってもらえると思うので、全てをさらけ出して皆さまの背中を押せるような本であったら出した意味もあると思います」と伝えた。