2019.03.03 公開
東京マラソン2019、初参加の堀尾謙介が5位に。大迫傑は棄権、思わぬ番狂わせ

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3月3日(日)、国内外のトップランナーと、市民ランナー38,000人が東京の都心を走る東京マラソン2019が開催された。


東京マラソン2019、初参加の堀尾謙介が5位に。大迫傑は棄権、思わぬ番狂わせ東京マラソン2019  画像 2/3


トップでゴールしたのは、エチオピアのビルハヌ・レゲセ。タイムは2時間4分48秒と、国内レース史上2人目となる、2時間5分を切るゴールとなった。

日本人トップ、全体5位でゴールしたのは、2時間10分21秒でフィニッシュした中央大学の堀尾謙介。22歳という若さで、日本人トップでのフィニッシュを達成。清々しい顔でのフィニッシュとなった。日本人2位に今井正人(2時間10分30秒)、日本人3位に藤川拓也(2時間10分35秒)、日本人4位に神野大地(2時間11分5秒)と続いた。

堀尾、今井、藤川、神野の4名は、東京オリンピック代表に向けた第一関門、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得。また、日本人トップ候補でもあった大迫傑は、29km地点を過ぎたあたりで途中棄権となり、思わぬ番狂わせが起こった。

22歳という若さで日本人トップ、MGC出場権を獲得した堀尾は、報道陣向けの会見に登壇。

東京マラソン2019、初参加の堀尾謙介が5位に。大迫傑は棄権、思わぬ番狂わせ堀尾謙介  画像 3/3

レースの感想を問われ堀尾は「レースとしては行けるところまで行って、ダメだったらダメでいいかなと思っていたんですけど、30kmを過ぎても余裕があったのでそれだったら自分でどんどん行こうと思って走っていました。MGCはこの東京マラソンのメンバーなのでワンチャン取れればいいかなと思っていたので、取れたことに関しては驚いています。MGCでは、東京マラソンとは真逆の天候になると思うので、今年の夏は暑いところでもちゃんと走ってMGCに向けて走っていきたいと思います」とコメント。
東京マラソンに挑戦しようと思ったキッカケを問われると「マラソンをやろうと思ったのは大学3年生の時。箱根駅伝を終えて怪我をしてしまって、東京マラソンを断念してしまったんですけど、その後5000mでも学生トップの記録を出せていたりしたので、今回も東京マラソンを狙いました。自分の走りの特徴として、トラックで勝てるようなスピードもないし、自分の持ち味としては長い距離で押していけると思っていたので、それを生かせるのはマラソンだなと考えていました」と語った。
日本人トップという結果を受けて堀川は「日本人トップという結果はゴールした後に監督から教えてもらって知りました。日本人トップということを聞いた時はあまり現実味がなかったです。今回の結果は素直に嬉しいです」と喜びを語った。
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