2019.03.03 公開
3月3日(日)、国内外のトップランナーと、市民ランナー38,000人が東京の都心を走る、「東京マラソン2019」が開催された。
雨が降る中、寒空の下での開催となった今回の東京マラソン。
MGC出場権を獲得した4名は、報道陣向けの会見に登壇した。
レースを終えての感想を問われ、今井は「今回は割と早いうちに前から離れてしまいました。最低限MGCを取らないといけないとは強く思っていたので、前で勝負するということができなくなってしまった時にすぐに切り替えました」とコメント。
藤川は感想について「この大会に向けて良い練習ができていたので、2時間7分台が狙えると思っていました。ただ、あまり良くないコンディションの中で、ペースが落ちた時にMGCが頭をよぎったので、MGC獲得に向けて気持ちを切り替えていきました」と語った。
神野は「15km地点でグループから離れてしまって、ダメかなという気持ちも一瞬頭をよぎりました。でも今回の大会のテーマとして”最後まで絶対に諦めない”という気持ちを持っていたので、その気持ちだけで最後まで走りきることができました。MGCを取るという目標を掲げていたので、取れたことが素直に嬉しいです」と喜びの表情を見せた。
給水が取れなかった堀川に、藤川が水を渡したシーンについて問われると堀川は「その時はもう身体も疲れていて、喉も渇いていたので、その後のことを考えると藤川さんに水をいただけないかなと思って声をかけて。藤川さんに話しかけて良かったです」と笑顔。
それに対し藤川は「”もらえますか”と言われて、僕も去年チームの先輩から水をもらったりしていたので渡しました」と行動の真意を語った。
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