7月23日、イベントプロデューサーの杉本伸が自身のインスタグラムを更新し、2度目の東京オリンピックについて語った。
杉本氏は2019年に東京オリンピック1年前 記念セレモニーの演出に関わっていて、オリンピックに関して造詣の深い人物である。
杉本氏は投稿で開会式を前に、過去の思い出と共に投稿した。
「1964年10月10日も晴天だったとうっすら記憶しています。当時4歳だった私は父親に連れられて、国立競技場の開会式を生で体験、オリンピックの意味さえもわからぬまま、ブルーインパルスが大空に描いた五輪に歓声をあげていたようです。」
「まさか人生で2度の東京オリンピックを体験できるとは、夢のようです。」と語り、
人生におけるオリンピックとの関わりもついても投稿した。「1988年のソウルオリンピックから始まり、1996年のアトランタオリンピック、1998年の長野オリンピック、2000年のシドニーオリンピック、2008年の北京オリンピックとオリンピックに関わる仕事に数多く関わらせてもらいました。2019年7月26日には、東京オリンピック1年前イベントで、演出のお手伝いもさせて頂きましたが、その時はまだ新型コロナウイルスの問題など全くなく、IOCのバッハ会長も1年前イベントを堪能していたようです。私はこのように過去に様々なオリンピックでのお仕事をさせてもらって、何か恩返ししたいと考えていた矢先に、1年前イベントのお話を頂いてとても感謝しておりました。」
「そして、本日いよいよ東京オリンピックの開会式が行われます。
先ずは今日まで様々な困難を乗り越えて、万全な準備を行い、開会式を安全安心に執り行うために努力してくれたオリンピック関係者の皆さん、アスリートの皆さん、医療従事者の皆さん、出演者の皆さん、ボランティアの皆さん、そしてこの式典を裏方でしっかりと支えてくれた皆さん全員に敬意を表します。これから始まる熱いスポーツの祭典が少しでも、明日の日本の活力に結びつくことを祈念してやみません。 がんばろう日本。」
と締めくくった。