アニメ芸人と舞台俳優がタッグを組んだ舞台「劇団アニメ座ハイブリッド」の第3弾が、7月24日（水）〜28日（日）にかけて東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて上演される。

今年3月に上演された「劇団アニメ座ハイブリッド〜めぐりあい・舞台〜」よりわずか4ヶ月での新作上演に期待が寄せられる中、合同で開催された取材会で出演者たちの胸の内に迫った。

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寿里は短い期間での新作上演に「嬉しいですよね。『ハイブリッド』は長く演劇をやっている人も、初めて見る人にとっても異空間なので、その空気感がクセになる人にはたまらないと思います」とコメント。座長の若井おさむは初参加となる矢部昌暉、長江崚行に向けて「若い二人には得体のしれないものを引き受けてくれて、こんなにありがたいことはないですね」と笑いを交えて語る。

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この第3弾から初出演となる長江は「先輩方が出られていたのでお話は聞いていたんですけど、いざ自分が出る側になると、緊張とワクワクと得体のしれない感覚を感じますね」と率直な感想を述べた。

矢部は「これから決定稿の台本を頂くんですが最終的にどんな舞台になるのか僕自身不安がありつつも、芸人さんと絡めることも含め、すごく楽しみです！」と語った。今回の舞台出演にDISH//のメンバーは、「うちのメンバーは笑いがすごく好きなので、出演が決まった時にみんな『観に行きたい』って言ってくれて、『頑張ってね』『埋もれないようにね』って声かけてくれましたね」と応援してくれている事を明かした。そんな矢部に寿里は「埋もれることはありませんよ。絡まれますから」と言うと出演者から笑いがこみ上げた。多くの舞台で芸人との共演経験もある矢部は、芸人との絡みについて「毎回毎回冷や汗かいて、ずっとそわそわしながら挑んでいるので、今回の公演で慣れていけたらいいなって思います」と意気込んだ。

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また、第1回目の公演に出演し、第2回公演を観客として観劇した田中稔彦はアニメ座の魅力について、「稽古場が面白くて毎日ショーを観に行ってる感覚で、自分が芝居をするよりも笑って帰るっていう感じでした。第2弾では違う世界観をやっていて、第3弾がどんな形になるか楽しみです！」とコメントした。

新作の演出について質問されると、若井は「それは秘密で・・・」と濁しながらも、「芸人と俳優のコラボもそうですが、笑かし合いの戦いを味わっていただければなと思ってます。新しく入られた方にはたくさん活躍していただきたいと思っているので」と話した。寿里は「今回は動けるメンバーなので、殺陣とかのアクションを押してっていいかなって思います」と意見を述べた。

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最後に舞台への意気込みについて、矢部は「まだまだ未知な部分もありますが、絶対楽しいだろうなって思っていますので、自分自身楽しんで思いっきりやれたらなって思います」

長江は「俳優がやるべきシリアスなものはしっかりやりつつ、芸人さんとの笑いと役者のシリアスが均衡しているのが面白いので、負けないように、楽しむときは心から笑って楽しい舞台にできたらなって思います」。

田中は「楽しんでやりたいなって思います。前回は俳優としての役割を考えていたけど、今回はもうちょっと崩して芸人さんと混ざっていきたいです。みんなキャラが濃いので、自分が楽しんでいる姿をみてお客さんには楽しんでもらえたらなって思います」。

寿里は「最初は、お互いが分からないから、水と油のような感じだったんですけど、人と人が知り合っていく中で、こんなに違うものが作れるんだって分かってきました。とにかく皆で楽しんで、その姿を見てお客様にも楽しんでもらうのが一番なのでそこを目指して稽古を頑張っていきます！」

座長の若井は「不安とかもあると思いますけど、気負うことなくとにかく楽しんでやっていただけたらなって思います。3回目なので今までよりもいいものをお見せしたいと思ってます」とそれぞれ語り、本番へ向けてお互いの意思を確かめ合った。