名古屋市出身の俳優、清水順二が主宰する演劇ユニット・30-DELUXとアクションクラブがタッグを組んで上演する舞台「30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX『ナナシ2021』」の東京公演が、12月25日より東京・新国立劇場小劇場にてスタートした。
(上段左から)清水順二、田中精、村瀬文宣、名古屋山三郎、田尻茂一 (下段左から)古畑奈和、高柳明音、川原正嗣、松岡拳紀介、三隅一輝(C)WWSチャンネル編集部 画像 2/10
本作は、2009年にアクションクラブとの共作で、東京、大阪、名古屋の3都市で5500人を動員した「ナナシ」を12年ぶりにリメイクした本格派アクションエンターテイメント。時は戦国時代。徳川家康の命を狙う暗殺者集団『四神無双』を倒した忍者・ナナシの戦いを通して、登場人物それぞれの『正義』のあり方を描く。
東京公演初日を前にマスコミ・関係者向けの公開ゲネプロが行われ、その後行われた会見にはアクションクラブの川原正嗣、田尻茂一、3D-DELUXの村瀬文宣、田中精、清水順二、ナゴヤ座・名古屋山三郎、女優の高柳明音、SKE48の古畑奈和、BMKの松岡拳紀介、三隅一輝の10名が登壇した。
舞台「30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX『ナナシ2021』」東京公演より(C)WWSチャンネル編集部 画像 3/10 (C)WWSチャンネル編集部 画像 4/10 左から川原正嗣、名古屋山三郎(C)WWSチャンネル編集部 画像 5/10 写真奥から田中精、古畑奈和、三隅一輝(C)WWSチャンネル編集部 画像 6/10清水順二(C)WWSチャンネル編集部 画像 7/10
今作の見どころについて清水は、「東京のやり方と名古屋のやり方を議論して、作り方や考え方も違うものがミックスされている。東京で作る演劇と違った形を提案できたと思っています」と、名古屋発であるからこその魅せ方についてふれた。上演にあたって地元が愛知県の川原は舞台をきっかけに里帰りしたようで、「その土地で育っているので安心感があった」と語る。
田中は共演するキャスト陣について「名古屋で活躍されていて地元ヘの愛がすごく強い方たち。今回ならではのご縁が舞台に詰まっていると思います」と強く感じたという。
高柳明音(C)WWSチャンネル編集部 画像 8/10 古畑奈和(C)WWSチャンネル編集部 画像 9/10 左から古畑奈和、高柳明音(C)WWSチャンネル編集部 画像 10/10
そして、今春SKE48を卒業し、本格的に女優として活躍をはじめた高柳は最終公演まで戦い抜くことを誓い、「今日はクリスマスじゃないですか? 大寒波が来てホワイトクリスマスになるんじゃないかって言われていますが、ここだけは熱く血の雨が降るレッドクリスマスにしたいと思います!」と意気込んだ。
そんな高柳と早くも舞台で共演したSKE48の古畑は、これまでの公演を振り返りながら「真面目に遊んでる方たちが多くて、(舞台に)立ってるだけですごく楽しいので、一回ごとに違うところをみなさんに伝わればいいなと思います」と話した。
「30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX『ナナシ2021』」東京公演は、東京・新国立劇場小劇場にて12月25日(土)~28日(火)の4日間上演される。