ミュージカルスタイルの歌とダンスとお芝居で、心温まる安らぎのひと時を提供するグループ「Candy Boy」。
そんな彼らが定期開催しているCandy Boy CAFE公演が、2月25日(土)26日(日)Dining & Bar LAVAROCK 神谷町(東京)にて開催された。オリジナルスイーツとともに、彼らが紡ぐストーリー、そして歌やダンスなどのパフォーマンスが間近で楽しめる。
出演は、Candy Boyより奥谷知弘・川島寛隆・福留瞬・前田大翔・宮城光輝・山本大智。
Candy Boyのインテリジェントな特徴のひとつは、メンバーそれぞれがカフェにまつわる資格を取得していること。奥谷・宮城はUCCコーヒープロフェッショナル(UCC認定資格)、川島・山本は紅茶アドバイザー(JSFCA)、前田はチョコレートマイスター(日本安全食料料理協会)、福留はパンシェルジュ(パンシェルジュ検定運営委員会)などなど・・・
さらに、公演会場の入り口にはアロマコーナーが設けられ、アロマテラピー検定1級の奥谷が本公演のストーリーを基に調香したオリジナルブレンドアロマも展開されていた。
Candy Boy(※提供写真) 画像 3/10 Candy Boy(※提供写真) 画像 4/10 Candy Boy(※提供写真) 画像 5/10
少女漫画の王子様のような男性に癒されたい…そんな女子の願いを叶えてくれるのがCandy Boy。席までのエスコートや、すぐそばまでやって来ては優雅に歌い踊る姿に、思わずドキドキ… こんなにキャストが近いなんてびっくり! お姫様体験ができる!と女性を中心に話題。
(※感染対策には充分配慮しております。)
■STORY/ PERFORMANCE
チケットは完売、立ち見も出る賑わいぶりとなった今回のカフェ公演。Candy Boyの代表曲であり明るく爽快な楽曲『Oh!シンデレラ』から開幕!
物語はバレンタインデーに向けて、カフェを訪れる人々の恋を応援するためにCandy Boyたちがそれぞれに企画アイディアを持ち寄る姿から始まる。
その中でもひと際張り切って、たくさんのアイディアを提案する宮城。しかし、どのアイディアも採用とはならず。リーダーの奥谷が、伝えられない想いを綴った手紙を受け取るポストの設置を提案すると、メンバーたちも「さすがは知弘くん!」と揃って賛成。こうしてカフェにはポストが設置されるも、そこには浮かない表情の宮城が…。
そこへ、ヨーロッパ旅行から帰ってきた川島が登場。お土産にアンティークの小物入れの箱を買ってきたものの、蓋に鍵がかかっていて開かないのだという。結局そのままポストの傍らに飾りとして置かれることとなったこの箱が、このあと不思議な出来事をもたらすことになる。
さて、次第にバレンタインデーが近づくも、ポストには一向に手紙が届かない。発案者の奥谷が「つらい恋をしている人がいないのなら良かった」と喜ぶ一方、空のポストを見て不思議に思うメンバーも。
そんなとき、不思議な音と共に開かなかった箱に手紙が届く。フランス語で書かれたその手紙を、フランス語を勉強中の川島(実際にもフランス語検定3級)が読むと、そこには『ロミオとジュリエット』のジュリエットならぬ、「ジュリエットン」と名乗る女性からの切ないメッセージが綴られていた。驚くことに、なんと19世紀のイタリア・ヴェローナから時空を超えて届いたようだった。
ジュリエットンに共感を覚えた宮城はひっそりと彼女への返事を書くことに。距離も時間も超えた不思議な手紙のやり取りは続き、彼女の切ない恋を知っていくメンバーたち。そして嫉妬心から、大切な人に嘘をついてしまったジュリエットンの苦しい胸の内を知り、宮城も仲間たちに言えなかった秘密を告白する決意をする。
時を超えて届けられる恋模様とともに、仲間に言えない秘密を抱えてしまった宮城の成長と、Candy Boyたちの絆を描いた今回のストーリー。役柄とメンバー自身がリンクしてCandy Boyたちの仲の良さも感じられた。時にはコミカルなシーンもあり、メンバー間の無邪気なやり取りなどには観客からも笑いがこぼれた。
劇中ではCandy Boyのオリジナルソングもたっぷりと披露され、季節を彩るウィンターソング『冬空ラプソディー』や、弾むようなダンスで彩りを添える『香るパルファム』、そして届かない想いの切なさが込められた『星降る想い』でジュリエットンの恋の情景と宮城の心の内を重ねながら描きつつも、物語のフィナーレは踊り出したくなるようなメロディの『君とアン・ドゥ・トロワ』が明るく軽やかに飾った。
バレエのような麗しさや、指先や視線にまで目を奪われるような魅力があふれるパフォーマンス。語り掛けるように歌う姿は、カフェ公演ならではの至近距離で楽しめ会場を沸かせた。
そして最後はライブ形式で3楽曲を披露。ラストにはファン全員がハンカチを両手に持って振付をする「おそろいのハンカチ」で会場が一体となり公演を締め括った。
Candy Boy(※提供写真) 画像 9/10 Candy Boy(※提供写真) 画像 10/10
Candy Boyのカフェ公演は、あわただしい毎日を忘れられるエレガントで非日常的な空間。また、観に行くたびに各メンバーの成長や、個性が感じられるのもカフェ公演の醍醐味。
エレガントなパフォーマンスとともに、様々な物語を彼らならではのスタイルで届けてくれるCandy Boyカフェ公演、次回の開催もぜひチェックしていただきたい。
■最新イベント出演情報:「パンのフェス2023春in 横浜赤レンガ」への出演が決定!
出演日時:3月4日(土)5日(日)
各日(※観覧無料)
12:30〜13:00
14:00〜14:30
※雨天の場合はパフォーマンスは中止となる場合がございます。
会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1丁目1−2
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セットリスト(25日マチネ公演)
M1: Oh!シンデレラ【会場】
M2: 冬空ラプソディー
M3: 香るパルファム
M4: 星降る想い
M5: 君とアン・ドゥ・トロワ
M6: 届けたい想い
M7: 陽のあたる窓辺
M8: おそろいのハンカチ
■Candy Boy CAFE公演 概要
【出演者】
Candy Boy
奥谷知弘・川島寛隆・福留瞬・前田大翔・宮城光輝・山本大智
【開場/開演】
2月25日(土)
マチネ公演13:50/14:40
ソワレ公演18:00/18:50
2月26日(日)
マチネ公演12:40/13:30
ソワレ公演16:50/17:40
【TICKET】
指定席7,000円(税込)ドリンク・軽食付き
立見席5,000円(税込)ドリンク付き
■Candy Boy
https://candy-boy.jp/