12月23日、24日、東京・銀座博品館劇場にて少女歌劇団ミモザーヌ冬公演「Love Letter〜いまもりまなか卒団公演〜」が開催された。

23日、東京公演の初日の第一幕はすずきみあいムェンドワの『Proud Mary』からスタート。
観客たちの度肝を抜くほどの圧巻の歌声が会場に響き渡り、開始早々ステージは張り裂けんばかりの拍手に包まれる。
煌びやかで華やかな衣装で臨む、
ミモザーヌの「Show Time」は観客たちを非日常的な世界へと誘った。

少女歌劇団ミモザーヌ＜Love Letter〜いまもりまなか卒団公演〜＞(C)WWSチャンネル  画像 2/11

前作の夏公演では、「良い子」でいることを演じている1人の少女が、
白天使と黒天使がささやく両極端な言葉に惑わされながらも大人へと成長していくストーリーだった。

そして今回の冬公演では、「愛」の物語をミュージカルとして、歌とダンスにのせて届ける。

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物語はクリスマスの街中から始まる。ともだりのあが演じる黒天使が見守る中、瀕死の妖精が現れる。
みやはらにこが演じるその妖精は、一人の恋する少女に近づきすぎて、その命を削ってしまったのだった。

いまもりまなかが演じるその少女は、片思いの恋心を胸のうちに秘めている。
心の中で葛藤しながらも、少女はいわむらゆきねが演じる少女と「愛」について
透き通るような歌声に乗せて語りあった。

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少女は思いを伝えたくて、でも伝えられなくて、
公演名でもある「ラブレター」を意中の「あの人」に渡せずにいる。
そのラブレターを、しものあやめらが演じる不良たちに奪われるという逆境にも見舞われた。

不良たちは、ヒップホップ調の曲とアクロバティックなダンスで世の中や他者への「怒り」を見事に表現。
キレのあるダイナミックなパフォーマンスに、会場は拍手で包まれた。

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自信をなくしていた少女だが、さまざまな人たちとの触れ合いや対話を通して徐々に成長していく。
フラメンコなどの民族舞踏を交えながら進行されるストーリーに、
観客たちは心を動かされ、ストーリーの節目ごとに盛大なる拍手を送っていた。

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東京公演を終えたばかりの、少女歌劇団ミモザーヌ。
1月6日、7日に行われる大阪公演でも、きっと多くの人々の心を震わせてくれるのだろう。
少女たちの活躍に、もう目が離せない。

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【少女歌劇団ミモザーヌとは？】
少女歌劇団ミモザーヌは広井王子総合演出の「関西から世界へ！」を掲げたガールズレビューカンパニー。
11歳〜19歳の少女たちで構成され、20歳をむかえると卒団となる。
グループ名にあるミモザーヌは花の「ミモザ」に由来。花言葉は「友情」「優雅」「感謝」などと言われ、小さな丸い花びらがたくさん集まって可憐に咲くミモザこそ少女歌劇団の名にふさわしい花として選ばれた。
第一線で活躍している講師陣を迎えて日々ダンス、歌唱、アクロバット、表現力、殺陣、舞踊などのレッスンに励み、少女歌劇団ミモザーヌの公演はダイナミックかつ華やかで、それでいて少女たちの「今、この時だけ」感じることのできる輝かしくも儚い魅力が、観る者を魅了する。