2023.03.18 公開
【寝台から座席に転換】世界初の寝台電車581系にフォーカスした書籍が発売

旅鉄車両ファイル007『国鉄581系特急形電車』(※提供写真)  画像 1/1

世界初の「寝台座席両用電車」581系にフォーカスした、旅鉄車両ファイル007『国鉄581系特急形電車』(天夢人)が発売中。

東海道新幹線が開業し、高度経済成長まっただ中の1967(昭和42)年9月30日、一つの新型電車が新大阪と博多を結ぶ寝台特急「月光」として登場した581系。最大の特徴は、寝台と座席の両用構造を電車に採り入れたことで、初めて投入された列車名にちなんで「月光形」の愛称が付けられた。

翌1968(昭和43)年10月1日には、「ヨンサントオ」と呼ばれる白紙ダイヤ改正により、改良型の583系が登場。青森まで電化が完成した東北本線の特急にも投入され、581・583系は青森から九州まで全国を股に掛けて昼夜問わず走り続けた。

本書は、581系に魅了され、研究を続けてきた鉄道愛好家、後藤崇史氏の初めての著書で、主に「寝台座席両用電車の構想から開発・落成まで」と「月光形の存在がもたらした影響」に重点を置いて記した一冊となっている。


【書誌情報】
書名:国鉄581系特急形電車
仕様:B5判 160ページ
定価:2,970円(本体2,700円+税10%)
発売日:2023年3月13日

全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。
https://amzn.to/3VFugB1

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