グルメや伝統工芸品、温泉、アート、自然、歴史・文化など、国内旅行でも人気が高い福岡県。
近年はアクセスが良い韓国をはじめ、欧米豪州、東南アジア、中国と海外からも注目を集めている福岡県が、
2024年4〜6月に「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」を実施することを発表した。
このキャンペーンに先駆けたPRイベントとして「麹町なだ万 福岡別邸」にて開催された「古き良き福岡×NEO福岡」の様子をお届けする。
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(C)WWSチャンネル 画像 2/12
イベントが開催された「麹町なだ万 福岡別邸」が佇むのは、英国大使館や皇居が近くにある閑静なエリア。伝統工芸品が並ぶ情趣のある店構えで、福岡県産の食材を日本料理の老舗「なだ万」が匠の技で提供してくれる、まさに福岡の食を発信するアンテナレストランだ。
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(C)WWSチャンネル 画像 3/12
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(C)WWSチャンネル 画像 4/12この日、参加したのはメディアや旅行会社、そして久留米絣の着付けを体験したインフルエンサーたち。
福岡県東京事務所副所長・徳本裕子氏による開会の挨拶から始まると、福岡の見どころを紹介。
自動車やロボットなどものづくり産業が盛んな北九州地域、そして人口が多く九州大学や九州国立博物館などがある福岡地域、
それぞれの魅力が映像を交えて公開された。
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古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(C)WWSチャンネル 画像 6/12さまざまな伝統工芸や観光スポットがある中で注目を集めたのが、福岡県の筑後地方に伝わる綿織物・久留米絣だ。独特なかすり模様が特徴となる久留米絣は、夏は涼しく、冬は暖かいという機能性の高さがあらためて評価されている工芸品のひとつ。手仕事という職人の高い技術を要するこの織物を現代風にアレンジしたものが「地域文化商社 うなぎの寝床」が手掛ける久留米絣MONPEだ。テーパードシルエットに仕立てた現代風のボトムスやワンピースなど、モダンな柄やポップな色合いでファッションを楽しむ商品も数多く登場しているのだとか。その他にもバッグやシューズなど現代の暮らしにさりげなく取り入れられるアイテムは、若者や外国人観光客からも喜ばれているようだ。
続くワークショップでは、発祥600年の歴史を持つ福岡ブランド「八女茶」の新しい楽しみ方について。日本に36人しかいないという日本茶鑑定士のひとり「木屋芳友園」社長の木屋康彦氏が八女伝統本玉露を使って実演を行なった。
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(C)WWSチャンネル 画像 7/12
茶葉に塩をひと振りかけるだけでも美味しくいただけるというこだわりの八女茶は、濃厚でうま味が強く、まろやかでコクがある味わいが特徴だ。昔ながらの製法を110年以上守り続けているという伝統の味を「氷出し」「スパークリング」といった新しい提案で披露すると、会場内からは驚きの声があちこちから聞こえた。
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(※提供画像) 画像 8/12
イベントの中盤では、久留米絣のランチョマットやコースターでコーディネートされたテーブルに福岡の幸を豊かに彩ったコース料理が登場。通常のコースをこの日のために一部特別メニューにアレンジした調理長・寺田勝裕氏の献立は、どれも美しく繊細なものばかり。
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(※提供画像) 画像 9/12
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(※提供画像) 画像 10/12この「麹町なだ万 福岡別邸」では、ランチタイムには「博多水炊き御膳」や「博多ごぼう天うどん御膳」、ディナータイムには、本格懐石料理をはじめ、博多和牛や糸島豚(いとしまぶた)を使ったしゃぶしゃぶなどの鍋料理が提供されており、東京に居ながら福岡の魅力を十分楽しめる店づくりとなっている。
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(※提供画像) 画像 11/12
古き良き福岡×NEO福岡<麹町なだ万 福岡別邸>(※提供画像) 画像 12/12「古き良き福岡×NEO福岡」特別コース
【旬菜】
福岡県産小松菜浸し 花びら茸
カリフラワームース
甘海老 いくら 花穂 出汁ゼリー
胡麻クリーム白和え
ふぐ竜田揚げ
鐘崎穴子小袖寿司 蓮根煎餅
【造り】
福岡県産天然マダイ
寒鰤 鮪
あしらい一式
土佐醤油 九州あまくち醤油
【焼物】
特選本鰆酒盗クリーム焼き
九十蜜煮
博多和牛ステーキ
彩野菜
【食事】
ずわい蟹と蕪の炊き込みご飯
元気つくし米
【止椀】
赤だし
福岡有明のり
博多榎木 博多万能ねぎ
【香の物】
盛り合わせ
【デザート】
秋王レアチーズケーキ
秋王アイス
※上記の料理は仕入れの都合により内容の一部が変更となる場合あり
イベント後半のワークショップでは、旬菜とデザートに登場した福岡が誇るブランド柿「秋王」を展開する「いのうえ農園」社長・井上正隆氏が登壇。定年退職後に農業を始め、無農薬にこだわったよみつひめ(いちじく)と秋王(柿)の魅力を語った。
コロナ禍を経て、新たな魅力を発信している福岡県。2024年4月からスタートする「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」を前に、2024年2月16日(金)予約分までを対象にした旅行商品がお得になる観光キャンペーン「ふくおか平日おトク旅」(福岡市・北九州市を除く福岡県内での宿泊および宿泊を伴う)も開催。今だけのお得な旅で唯一無二の福岡をまるごと味わってほしい。
東京都千代田区麹町1-12-1 住友不動産ふくおか半蔵門ビル1階
https://www.fukuoka-bimi.com/
◾木屋芳友園(八女茶体験)
https://horyouen-online.com/smp/
https://instagram.com/seisuian_kiya.horyouen
◾いのうえ農園(秋王デザート)
https://www.inoue-nouen.com/shop
https://instagram.com/kurume_tanushimaru_inouefarm
◾うなぎの寝床(久留米絣MONPE)
https://unagino-nedoko.net/product/tax_category/clothing/bottoms/monpe/
https://instagram.com/unaginonedoko_monpe
◾藍彩市場(久留米絣着物提供)
https://www.ennichi-japan.com/hirokawa/