三浦春馬が“火9”初主演を務める、7月期のカンテレ・フジテレビ系火曜夜9時連続ドラマ『TWO WEEKS』に、芳根京子の出演が決定した。
この作品は、殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城(ゆうき)大地(だいち)(三浦)が、白血病の娘の命を救うために挑む2週間の逃亡劇を描いたタイムリミットサスペンスで、芳根が演じるのは、結城が関わった事件を担当する新米検事・月島(つきしま)楓(かえで)。芳根にとっては初の“火9ドラマ”出演で、三浦との共演は女優デビューとなった『ラスト♡シンデレラ(2013年4月期・フジテレビ系)』以来で、本格的な共演は初めてとなる。
芳根京子 画像 2/2
今回、初の検事役に挑戦する芳根。検事の楓は大学卒業後、すぐに司法試験に合格した秀才で、テキパキと仕事をこなす反面、時折おっちょこちょいなところも見せる女性。しかし、その内面には、父親の事件の黒幕への強い復讐(ふくしゅう)心を抱えているというキャラクターで、この物語は逃亡する結城(三浦春馬演)とは別に、楓の視点からも描かれていく。
デビュー以来、連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016年後期・NHK)をはじめ、数々のドラマ・映画で主演やヒロインを務め、さらに今年の日本アカデミー賞優秀新人俳優賞を受賞し、今最も注目される実力派若手女優である芳根。今回演じる楓は、優しさ、正義感からの厳しさ、そして周囲に悟られていない強い復讐(ふくしゅう)心を併せ持ち、物語のなかでさまざまな表情を見せる。これまでシリアスからコメディーまでジャンルを問わず、さまざまな役で感情豊かにインパクトを与えてきた彼女が、この楓という役をどう演じるのか注目いただきたい。
<芳根京子コメント>
Q.このドラマの企画、そして脚本を読まれた時の印象を聞かせてください。
登場人物の意外な関係や、裏の顔が次々と明らかになっていくので、どんどん先が気になる物語だなと思いました。「結城が娘を救うために逃亡する」という話を軸に、それぞれがどういう行動を起こすのか、私自身も楽しみです。
Q.初の検事役。正義感に燃える姿、少しおっちょこちょいな姿、つらい過去を抱える姿など、楓は様々な一面を見せる役どころですが、どのように演じていきたいと思いますか?
楓は私より年上の25歳ですが、監督からは「大人びた演技でなく等身大でやってください」とおっしゃっていただきました。楓にとって受け入れられなかったり、信じられないことがたくさん起きる中で、感じたままの感情を出していこうと思います。検事というお仕事の責任を感じながらも背伸びし過ぎず、「正義って何だろう?」と自分の中で問いながら演じていきたいと思います。
Q.三浦春馬さんとの共演はデビュー作『ラスト♡シンデレラ』以来ですがいかがですか?
デビュー作は自分の中ですごく大事で大きな存在で、そのときご一緒した三浦さんともっと近い役で共演できることがすごくうれしいです。その時はまだ何もわからない中での撮影で「いるだけ」という感じだったので、自分の中でステップアップした感覚にもなりますし、初心に戻れると思いました。結城と楓は、最初は別々に動きますが、徐々に一緒のシーンも増えていくと思いますのでたくさんコミュニケーションを取らせてもらえたらなと思います。
Q.撮影を前に、「○○からは逃げない」という目標もありましたらお聞かせください。
「コミュニケーションから逃げない」ですね。人見知りなところがあるので自分から話しかけに行くことが苦手なのですが、今回は自分からコミュニケーションを取ろう…と気持ちだけは強く持っています(笑)。
Q.最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。
本当にどんどん先が気になる作品だと思いますし、私にとって初めての検事役なので今までの私のイメージに無い表情をたくさん見せられたらと思います。気になる物語の先を、毎週一緒に追ってもらえたらうれしいなと思います。ぜひご覧ください。
<作品概要>
【放送枠】
2019年7月スタート 毎週火曜夜9時 ※初回放送日未定
(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【タイトル】
TWO WEEKS
【原作】
『TWO WEEKS』 (©MBC 脚本:ソ・ヒョンギョン)
【脚本】
山浦雅大
【音楽】
木村秀彬
【プロデュース】
岡光寛子(カンテレ)、白石裕菜(ホリプロ)、平部隆明(ホリプロ)
【演出】
本橋圭太、木内健人
【制作協力】
ホリプロ
【制作著作】
カンテレ