TBSで今夜7時から放送の『アイ・アム・冒険少年』では、3週連続企画「脱出島」の完結編をお送りする。
『アイ・アム・冒険少年』あばれる君、脱出の様子 (C)TBS 画像 2/5 『アイ・アム・冒険少年』田中律子、脱出の様子 (C)TBS 画像 3/5
無人島から5km離れた有人島への脱出タイムを競うこの企画。今回は45リットルのバッグに入るものであれば水と食料以外なら持ち込み可能といういつもの「ワンバッグシステム」に加えて新ルールが。それは「よる8時までに無人島から1.5km先にあるチェックポイントに到達できなければその時点で脱落」というもの。先週の放送では、ラランドと田中律子に続いて、あばれる君とFUJIWARAがともに辛くもチェックポイントの島にたどり着き、強制リタイアを逃れた。そして四者四様の食事タイムを過ごした。
『アイ・アム・冒険少年』FUJIWARA、脱出の様子 (C)TBS 画像 4/5 『アイ・アム・冒険少年』ラランド、脱出の様子 (C)TBS 画像 5/5
今夜の放送では、2日目の朝から脱出の結末までをお送りする。あばれる君は10回目の優勝を願い、濡れないイカダをヘラクレスオオカブト型に改造。FUJIWARAは2人の絆をイカダで体現する。ラランドは大学で民俗学を学んだサーヤの発案で、民族の知恵を結集したイカダを製作。イカダではなくSUP(サップ)というサーフボードのような板を自作してチェックポイントにたどり着いた田中は、このSUPを改造して脱出に挑む。
風と波と太陽が時に味方となり時に行く手を阻む。自然との闘いを制して最初に有人島にたどり着くのは誰だ!? 脱出を終えた冒険者たちに話を聞いた。
【冒険者たちのコメント】
<あばれる君>
絶対に濡れないイカダは壊れてしまいましたが、それをもとにカブトムシの中でも最強のヘラクレスオオカブト型に改造しました。チャレンジャーの中では僕が最強なので、このイカダで絶対に優勝します!!
誰にとっても過酷な脱出島ですが、今回はFUJIWARAのお二人が握手をしている瞬間を見られて心にこみ上げるものがありました。お二人には新しい何かが芽生えていましたよね! それが脱出島です! 今回10回目の優勝を果たして、絶対王者としてこれからも君臨してやりますよ!! 負けたら髪生やします(笑)。
<藤本敏史(FUJIWARA)>
あばれる君に「FUJIWARAが握手をしていた」と指摘されましたが、あまりにも過酷で原西と握手しなきゃやっていられないほど追い詰められていたんですよ。1人だったら絶対にリタイアしてたと思います。しゃべる相手がいると気がまぎれるし、文句も言えるし励まし合うこともできる。2人でよかったです。50歳のおっさん2人が握手なんて普通しませんよ。それが思わず握手してしまうほどキツかったんだから、荒波を乗り越えた握手パワーで僕らが優勝します!
<原西孝幸(FUJIWARA)>
最初から最後までホンマにしんどかったです。藤本も言ってますが1人だったら絶対に無理でした。それを思うとあばれる君も田中さんも1人でやっているのはすごいと思いますよ。あばれる君は何度も挑戦しているから別としても、田中さんは初挑戦で、しかも女性であそこまでやっているのはホンマにすごい! でも、僕らFUJIWARAもお互いの絆を改めて感じた脱出でした。この絆の勢いで僕らが優勝です! あばれる君は次回優勝してください。
<サーヤ(ラランド)>
ずっと出たかったこの「脱出島」。かなりきつかったですが、楽しかったです。学生時代に私は民俗学を学んでいました。世界中のいろいろな民族が培った知恵やテクニックを今回の脱出に活かすことができました。脱出も大詰めです。私たちラランドがどのような舟を作って脱出したのか注目してください。そしてニシダが芸能界に入って初めて奇跡を起こしてます! ただ、ハゲには触れないでください!!
<ニシダ(ラランド)>
約5kmのイカダ漕ぎが辛過ぎたので、次回はエンジンを持っていきたいです。文明の利器の偉大さを痛感しました。
ただの力持ちだったニシダが徐々にナイスガイになっていく様を見てください。そしてメチャクチャ頑張っているのですがだいぶハゲているので、そこだけは目をつぶってください!
<田中律子>
過酷なロケではありましたけど、ちゃんと無人島を楽しめました。アダンという植物も食べたし。このアダンは脱出島の挑戦者たちがよく食べていたんですが、「食べられるのはそこじゃない! 実は食べられないのに!!」って毎回テレビに向かって突っ込んでいました。形がパイナップルに似ているせいか仲間だと思っている人が多いみたいですが、パイナップルはそもそも木になるものじゃない(笑)。アダンは実ではなく新芽が食べられるということをテレビでお伝え出来たので満足です。それにオジサン(という魚)のヒゲは煮たらクルッとなることを初めて知ったし、いろいろ盛りだくさんで楽しかったです。次回があったらラランドさんがやっていたあの民族のキッチンを私も作ってやってみたい!
そして私の脱出島での“特許”ともいえるSUPボード。私の脱出を最後までお楽しみに!!
得意分野がかぶるあばれる君には勝ちたいな!!
※SUPとは、Stand Up Paddle board(スタンドアップパドルボード)の略称で、フィットネス大国のアメリカで流行している、サーフボードよりも大きく浮力の高いボードの上に立ち、パドルを漕いでクルージングしたり、波に乗ったりして遊ぶ注目のマリンアクティビティ。(日本サップヨガ協会公式HPより)