2022年7月期のTBS日曜劇場(毎週日曜よる9時放送)では、綾野剛を主演に迎えたオリジナルドラマ『オールドルーキー』を放送する。
本作は、サッカー以外のスキルや経験が何もないどん底に追い込まれた主人公・新町亮太郎が、一生懸命に新たな目標に向かって生きるヒューマンドラマであると同時に、もう一度娘が誇れる父親になるために37歳の新人が奮闘する家族再生の物語。
日曜劇場の主演は今作が初となる綾野剛は、サッカーに人生をかけてきたプロサッカー選手・新町亮太郎を演じる。
日本代表まで上り詰めて、決定的な場面でゴールも決めたが、その後は怪我の影響で低迷。その後、J3のチームに所属していたが、37歳で突如現役引退に追い込まれてしまう。
37歳にして新人。社会人デビューとしてはあまりに遅すぎる新町が、どん底の中で出会ったのは、現役アスリートの代理人やマネージメントを行うスポーツマネージメント会社「ビクトリー」。いわば裏方であるが、サッカーを心底愛し、スポーツを誰よりもリスペクトしているからこそ、新町はそこで働く決意をする。しかし、サッカー選手だった自分を誇りに思ってくれていた娘たちには、引退したことを言えないでいる。
心のどこかでは「引退」が未だ受け入れられない自分がいて、現実の間で揺れ動いていく。
そして、37歳での新卒は仕事でも大きな壁に直面する。
脚本を担当するのは、TBSドラマは2022年放送の『真夜中の雨』ぶりとなる福田靖。『HERO』シリーズや『海猿』シリーズ、NHK連続ドラマ小説『まんぷく』など、数々の人気ドラマで、丁寧な人物描写と温かい物語を作り上げてきた福田。今回、新町が率いる『チーム』はどのような物語を紡ぎ出すのか。
また、綾野が撮影でサッカーをプレーするのは今作が初。学生時代に陸上選手として活躍し、その身体能力に定評のある綾野のプレー姿も必見だ。
【綾野剛・コメント】
Q 企画を聞いた時に感じたこと、ストーリーについて
とても気持ちがたかぶりました。敬愛するスポーツに関わる作品に参加できることが素直にうれしかったです。
脚本の福田靖さんが描く新町や登場人物に対する愛がとても深く温かく、時に苦しく、それでも前進するための人生において大切なメッセージをたくさん受け取ることができ、ドラマチームの真摯な眼差しと志と向き合いに僕自身とても勇気をいただきました。登場人物だけが主役なのではなく、作品自体が主役なのだと思える作品に出会わせていただきました。
Q 演じることへの意気込み、撮影に向けて準備していることなど
なによりサッカーの練習をしています。初日はシュートも打てず、無人ゴールなのにネットを揺らすこともできず、本当に何もできないところからのスタートでした。ですが信頼するコーチ、スタッフと共に日々サッカーと向き合うことこそが本当のスタートだと毎日自身を鼓舞しています。これほどサッカーが奥深く難しいスポーツだということをただ思い知らされました。それでもゴールに入ると、これほどうれしい感情が湧くのかと、入った瞬間みんなで喜びを分かち合えることがとても豊かでなりません。毎日新たな発見があり、まさに日々成長です。やりがいが、生きがいに進化した新町が辿ってきた軌跡を、そして登場人物全ての、これからのオールドルーキーを一緒に紡いでくれるチームと全霊で挑みます。
Q視聴者の皆さまへメッセージ
ドラマ『オールドルーキー』という作品が主役です。そして物語の中で誰もが自分の人生の主役であるこの作品を、全スタッフ、全キャスト、皆様と共に、一緒に作っていけたら幸いです。チャレンジャーとしてオールドルーキー駆け抜けます!
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