2022年大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」で、視聴者の注目を集めたシーンの集計結果が、、テレビスクリーンの「視られている量」を測るREVISIO株式会社より発表された。
今年の番組テーマは「LOVE&PEACE」で、2年ぶりに東京・渋谷のNHKホールを舞台に、有観客で開催された。司会は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で源頼朝を演じた大泉洋とフレッシュな印象で起用された橋本環奈が務めた。また、スペシャルナビゲーターとして櫻井翔も参加し、会場を盛り上げた。
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■最も視聴者をくぎづけにしたのは、ウタの「新時代」
年末に放送された「第73回NHK紅白歌合戦」がどのように見られていたかを、NHK関東の地上波放送かつ個人全体を対象に集計。結果として、注目度が高かった歌手によるパフォーマンスシーンの1位から5位は、下記の通りとなった(注目度が高いとは、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表します)。
1位:21時01分、ウタの「新時代」
アニメ映画『ONE PIECE FILM RED』に登場したキャラクター・ウタが、映画の主題歌「新時代」を熱唱したシーン。ウタの人気もさることながら、歌唱後、スクリーンに映し出されたイラストにも話題が集まった。麦わらの一味とウタが集合した一枚になっており、ファンからは「泣ける1枚」などの感動の声が寄せられていた。
2位:21時14分、三山ひろし「夢追い人〜第6回けん玉世界記録への道〜」
演歌歌手・三山ひろしが「夢追い人〜第6回けん玉世界記録への道〜」を歌唱し、紅白恒例の「けん玉ギネス世界記録」に挑戦したシーン。見事成功し、審査員であるサッカー日本代表の森保一監督とゲスト出演した長友佑都選手も記録成功に、興奮を隠せない場面だった。
3位:20時30分、Snow Manの「ブラザービート〜紅白みんなでシェー!SP〜」
2年連続の紅白出演となったSnow Manが「ブラザービート〜紅白みんなでシェー!SP〜」を熱唱したシーン。最後は、会場全体で一緒に「シェー」のポーズで締めくくるパフォーマンスを行った。曲の途中では、メンバーの目黒蓮が出演したフジテレビ系ドラマ『silent』を彷彿とさせる手話も見せたりと、SNSでも話題の尽きないシーンとなった。
4位:20時18分、SEKAI NO OWARIの「Habit」
前日に、初のレコード大賞を受賞したSEKAI NO OWARIが「Habit」を披露したシーン。Fukaseがバックヤードで歌唱するシーンからスタートし、ステージにあがると、NiziUや乃木坂46、郷ひろみ、SixTONES、JO1がバックダンサーとして登場するという豪華なステージとなった。
5位:19時21分、SixTONESの「Good Luck!」
初めてトップバッターを務めたSixTONESが「Good Luck!」を披露して、華々しく「第73回NHK紅白歌合戦」が開幕したシーン。「Good Luck!」はメンバーのジェシーが出演したテレビ朝日系のドラマ「最初はパー」の主題歌で、華やかな楽曲が開幕に相応しい1曲となった。
REVISIO計測による世帯視聴率は、後半にかけて上昇したが、歌手によるパフォーマンスシーンでは、前半に楽曲を披露した歌手に注目が集まる結果となった。
※審査シーン等、歌手によるパフォーマンスシーン以外はランキングの対象外としております。
※注目度とは?
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。
シーンに注目している度合いがわかります。