「安全な不倫」が楽しめるサブスクサービスの先にあるものとは?
愛と金と欲をめぐる、先の読めない新感覚『沼』サスペンス『サブスク不倫』が、ドラマ特区枠にて11月9日(木)からスタートする。
その完成披露試写会が第1話放送同日の11月9日に都内で行われ、主演の佐津川愛美、共演の草川拓弥(超特急)、堀夏喜(FANTASTICS)、木村了が参加した。
サブスク不倫を利用する主婦・未知留を演じた佐津川は
「今日は朝早くから不倫をテーマにしたドラマを見てくださってありがとうございます!」
と元気に挨拶し
「このドラマは不倫を肯定するのではなく、未知留がサブスク不倫の沼にハマっていく様子を女性目線で描いています。
タイトルや内容からセンセーショナルな部分が切り取られがちですが、キャラクターたちの心情をブレずに描こうとみんなで一緒に作ることが出来ました」
と手応え十分だった。
草川は
「今までは実年齢よりも若い役柄をいただくことが多かったけれど、30歳に近づく中で年相応の大人目線の作品に関わることが出来るのが嬉しかった」
と新境地に自信。
堀は
「自分とかけ離れた役だったので、イメージを膨らませて妄想の中で想像して演じました。
撮影もチャレンジすることばかりで、刺激的な撮影期間でした」
と充実した表情。
未知留(佐津川)の夫を演じた木村は
「不倫の理由をわかりやすく描かず、サブスク不倫というものが日常的にあることを浮き立たせられるようリアルを意識して演じました。
自分としてはお仕事に一生懸命で真面目な男として演じたけれど、客観的に見てみたら…まあまあのクズ」
と率直な感想を述べて笑いを取っていた。
サブスク不倫にハマる主婦の姿を描いた内容にちなんで、それぞれの『沼キュン』を発表。
木村は「柔術沼」といい柔術の魅力を熱弁するも
「柔術歴は…2、3か月」
と苦笑い。
「サッカー沼」という草川は
「海外のサッカーを見るのが好き。
時差の関係で夜遅くから試合が始まったりするので、週末に試合がある場合は朝5時まで見たりする」
と熱心なサポーター状態。
「野球沼、というか野球にハマりたい」
というのは、佐津川で
「野球好きな甥っ子のために野球沼にハマりたいけれど、ルールがわからない。
沼にハマりたいけれどハマれない」
と苦笑い。
堀はイラスト付きで「芋沼」と明かし
「僕はサツマイモが大好きで、撮影中は佐津川さんと芋の話しかしていない。
撮影最終日は焼き芋を二人で半分こしました。
干し芋を買うくらい、それだけ芋好き」
と芋への愛を語っていた。
そんな芋好きの堀は、共演者を『沼キュン』させている様子。
佐津川
「半分ずつ分けた焼き芋が私的には美味しくなくて、あげたときに『あまり美味しくないかも』と伝えました。
そうしたらなっちゃん(堀)は
『うーん美味しい!昔ながらの素朴な味がする!』
と言いました。
そういう変換の仕方が優しくて愛されポイント。
私はネガティブに言ってしまったのに…」
と堀のポジティブな姿勢に感動していた。
そして草川も
「今朝も楽屋で座っていたら、僕の肩に手を置いて『おはよう』とナチュラルにボディタッチ。
そんなことする子なの?
とハッとなった。それが嬉しかった」
と堀にメロメロだった。
『サブスク不倫』は11月9日(木)から放送スタート。
主演の佐津川は
「内容、そしてタイトルに負けないようそれぞれのキャラクターたちの心情も軸を持ってブレずに描けるように細かく丁寧に撮影を重ねました。
『サブスク不倫』という一つの作品がセンセーショナルな部分だけではなく、しっかりとした内容も伴っているドラマになっているのではないかと思っています。
皆さんに楽しんでいただけたら幸いです」
と呼び掛けていた。