2024.08.02 公開
濱正悟「待っているだけじゃなく、実行に移していくことが指針」【インタビュー】

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俳優の濱正悟が、黒羽麻璃央松村沙友理がW主演を務めるドラマ『焼いてるふたり ~交際0日結婚から恋をはじめよう~』へ出演中だ。

本作は、講談社「モーニング」で大好評連載中の人気漫画『焼いてるふたり』(原作・ハナツカシオリ)の連続テレビドラマ化。交際 0 日で結婚した恋に不器用な 2 人の週末婚 BBQ ライフを描く、ピュアで焦れったい2人にキュンキュンさせられるラブストーリー。

濱は2015年にTBS日曜劇場『下町ロケット』で俳優デビュー。近年では、ドラマ『恋せぬふたり』カズくん役やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』平維盛役、民放連ドラ初主演を務めたテレビ東京「何かおかしい」、連続テレビ小説『舞いあがれ!』航空学校編などに出演。昨年出演したABC ドラマ『何曜日に生まれたの』では金髪姿でキーパーソンの1人を演じ、主演を務めたCBCドラマ『民宿のかくし味』では心優しい民宿オーナーを演じるなど幅広い役を好演している。

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今回は、近年地上波ドラマや映画での主要キャストとしての出演が増加しており、俳優として飛躍の時を迎えている濱へインタビューを実施。

濱が本ドラマで演じるのは主演の黒羽麻璃央演じる健太の同僚の戸田裕貴。
本ドラマのみどころや役への向き合い方、8月に30歳を迎える気持ちの変化など今の濱をたっぷり聞いた。

―今回『焼いてるふたり~交際0日 結婚から恋をはじめよう〜』へ出演が決まった時の心境はいかがでしたか?
濱>嬉しかったです。原作がある作品に出ることは久々だったので少し緊張もあったのですが、衣装合わせや本読みなど現場全体で準備する時間が多くあったのでありがたかったです。
また、プロデューサーの加藤さんと2年半ぐらい前に映画でご一緒させていただいたり、
主演の黒羽麻璃央君とは4年ぶりの共演だったので色々なご縁を感じた現場でした。

―今回演じられる戸田は黒羽さん演じる健太と同期という関係性でありますが、戸田のキャラクターについて濱さん自身はどう感じられましたか?
濱>健太はとってもいいやつなのですが、戸田は少しつんつんしている部分があり、クールな感じにも見えるし健太に対して恋愛的なアドバイスをするので、多分自分に自信があって、イケてると思っているけど、実はちょっとずれてるみたいな感じですね。

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―濱さんが演じる戸田の注目ポイントやキャラクターとしてみてもらいたい部分はありますか?
濱>話を重ねるごとに少しずつ印象は変わってくるのかもという風に思いました。
最初は健太とのシーンが続いて割と恋愛的アドバイスとか少し刺しに行くような発言が多く、口が悪い感じがあるのですが、回想シーンとかも結構強めに刺していってほしいという事を北川監督が演出してくれて、言葉の裏側や何を思っているのだろうみたいなことをシーンによって表現してみたので、そこで戸田らしさが出ていると思います。

最初は「何だコイツ」と勘違いされがちかもしれませんが、話を経るごとに戸田のキャラクターが垣間見えて印象が変わってくるのではないかと思います。

―この作品の魅力はどのような所にあると思いますか?
濱>端的に言うと全話幸腹という言葉に詰まっていると思うのですが、原作と台本を読んだ時に癒される作品だなと思いました。
戸田と伏見のシーンが後半多くあったのですが、2人は幸腹とは少し違うような空気感があり、健太と千尋の不器用な2人の交際0日、遠距離婚は意外と勇気のいることだと思うのですが、本筋とは違うサブストーリーも散りばめられているのでそこの部分が癒し系+αのスパイスもある所が魅力だと思います。

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―濱さん自身の考えとして、交際0日婚や遠距離新婚生活についてどう思われていますか
濱>第一印象としては凄いなという感じですね。
例えばマッチングアプリとかで出会って付き合って、結婚した友達もいるのですが、交際0日婚の人はまだ出会った事はないです。でもそういう友達を見ていると幸せそうなので、出会い方や交際期間などは今が良ければいいのではないかと思います。知らないからこそ知る楽しさもあると思うし、このドラマや原作を読んだ時にこういうのもありなんだなと思いました。

―今作はお料理とかお酒等と親和性のある作品ですが、濱さんの今イチオシの食べ物はありますか
濱>お酒はウイスキーが好きで、
ハイボールで飲むことが多いです。
あとは、お店とかで初めて見る地酒と焼酎はしっかり味わおうとしたらストレートがいいのかなと思ったりして、少しずつストレートで刺身や和食をつまみに飲むことにハマりましたね。でも、友達の前でそれをやったら引かれたのですが、それが僕の飲み方だからと言ってやりました。(笑)

―黒羽さんとは4年ぶりの共演となりましたが、撮影中の雰囲気や黒羽さんとのエピソードなどありましたか?
濱>麻璃央くんとはサウナの話で盛り上がりました。その流れで麻璃央くんがサウナの連載をやってるという話になって、ゲストとして出してよってお願いもしました。(笑)

―銭湯等にもよくいかれたりしますか?
濱>わりと行きます。でも、一度「ドラマ見てました」と声をかけられたことがあってそこから少し恥ずかしくなってしまった事があります。

―8月に30歳を迎えられるということで気持ちの変化などありますか?
濱>このお仕事を始めるのに遅い早いはないと思うのですが、比較的同年代の人たちと比べると遅い方なのかなと思っていて、この1、2年でようやくドラマのレギュラーとかも増えてきているので、まだ始まったばかりみたいな感じです。
昨年、「ブルーバースデー」、「何曜日に生まれたの」という作品で高校生の役をやらせていただいて、回想で高校生のシーンがあったのですが、俺もう少しで30歳になるけど大丈夫かなと思ったりしましたが、あまり自分で決めつけたり、これはこうだというのも思わなくてもいいかみたいな感じがあります。

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あとは自分で企画して何かやりたいという気持ちがあるので、仲の良い監督やプロデューサーの方とかとお食事をする機会の中でそういう話になるんです。
時間はかかるかもしれないけど、待っているだけじゃなく実行に移していくというのがこれからの指針なのかもしれないです。

―今年の夏、やってみたいことなどありますか?
濱>昨年はバイクの免許を取りに行ったりして時間が結構あったのですが、
今のところ撮影がありそうなので、お仕事のことで頭がいっぱいと言う感じで夏らしいことはできなさそうですね。あと、夏生まれなのに暑がりでくせ毛だから意外と夏は得意じゃないです。

―ドラマを楽しみにしている方々へメッセージをお願いします!
濱>全話幸腹でとても癒されるような内容になっていると思いますし、とにかく健太と千尋さんが微笑ましくて愛おしい感じになっているので、ほっこりされてスッキリしてほしいですね。あと、戸田もちょいちょいスパイスを効かせてくるので、どういう風に絡んでいくのか、登場するのかというところを楽しみにしていただけたら嬉しいです。

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