2023.04.28 公開
民放公式テレビ配信サービス「TVer (ティーバー)」の完全オリジナル番組「TVerで学ぶ!最強の時間割」。この番組は様々な業界のトップランナーを先生として招き、今後様々な出来事に向き合っていく学生、社会人に、「知っておいてよかった」と思える「考え方のヒント」をお届けする。
2023年4月28日(金)配信のLesson20は、「こくご、さんすう、りか、せかい。」で2009年の毎日広告デザイン賞 最高賞を受賞したコピーライターの坂本和加が登場。アサヒ飲料/カルピスの「カラダにピース。」やJR東日本の「行くぜ、東北。」、明治グループ「健康にアイデアを」など記憶に残るキャッチコピーを生み出し続ける思考法に迫る。元櫻坂46キャプテンの菅井友香も出演する。
坂本和加はまず、「広告の言葉って二つしかない。残っていく言葉か、残っていかない言葉」と説明する。したがって、ふと思いついた言葉をメモに残すことはしない。「だって、忘れちゃう言葉は残っていかないから」
アイデアはどこから生まれる?との質問に、「普通の生活をすること。みんなと同じようにテレビもSNSも見る。いま世の中がどんな気分で、みんながどう思っているかを感じることが大事」だとした上で、クライアントからの要望と一般消費者の気持ちの、ちょうど真ん中の言葉を探し出すのだという。
今回、坂本は全員に「マッチ売りの少女がもっとマッチを売れるキャッチコピー」を考えようとお題を出す。そして、キャッチコピーは「ワンフレーズ、ワンワード」が鉄則だと力説する。「自己紹介で『サッカーもできて、勉強もできて、女の子にもモテて・・・』って言っても、何が言いたいの?って」
菅井友香は言いたいことをひとつに決め、キャッチコピーを練り上げた。その奇抜な視点に一同から驚きの声。「買ってくださいより格段にいい」とサーヤ(ラランド)。坂本も「優秀な広告マン」と絶賛した。
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